2022.12.09

タクシー・ドライバー〜柊舞香〜 Vol.14

「本当のことを教えて…」結婚式を控えた元カレと再会。女は“禁断の質問”をしてしまい…

東京…特に港区は、ウソにあふれた街。

そんな港区を走る、すこし変わったタクシーがある。

ハンドルを握るのは、まさかの元・港区女子。美しい顔とスタイル。艶のある髪。なめらかな肌…。

乗客は皆、その美貌に驚き、運転席の彼女に声をかける。

けれど、彼女と話すには、ひとつルールがあった。

「せめて乗車中はウソ禁止です」

乗客たちは、隠れた本音に気づかされていく――。

◆これまでのあらすじ
元港区女子の柊舞香は、突然に自分のもとから去った菅家涼太と再会できると信じ、タクシードライバーになった。それから4年。運命に導かれるように、舞香は客として涼太を拾う。しかし涼太は結婚式を挙げるため、沖縄に向かう途中だった。

▶前回：ずっと忘れられなかった彼と、4年ぶりの再会。運命だと思ったが、彼からまさかの報告が…

西麻布～羽田空港　菅家涼太を乗せて（後編）

港区を走るタクシーはどれくらいあるのか？

同じ瞬間、港区でタクシーを拾いたい客はどれくらいいるのか？

…そのどちらも、とてつもない数だろう。

もしかすると港区は、日本でもっともタクシーの“人口密度”が高いエリアかもしれないと、舞香は思う。

― だから私が涼太さ......

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この記事へのコメント

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No Name

確かに、都合の良い女扱いで突然海外へ逃げるように移住してしまった男のことを4年間も引きずっていたなんて…ちょっと長過ぎたよね。時間がもったいなかった。

2022/12/09 05:3067返信3件

No Name

舞香にとってタクシーの運転手は天職だと思うから、辞めないで続けて欲しい。
逆に、これで辞めちゃうストーリーだと、かなりがっかりする。

2022/12/09 05:2858

No Name

勝手に運命感じて四年間も無駄にしたけれど、今日で区切りをつけて新たな出会いを探せばいいと思う♡
舞香が涼太よりも幸せになれば、それがリベンジになるから！

2022/12/09 05:3540返信4件

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