恵比寿Sisters Vol.7

離婚間近の35歳女が向かったのは、夫以外の男の部屋。その驚きの口実とは

「女の敵は女」

よく言われる言葉ではあるが、これは正しくもあり間違ってもいる。

女同士の友情は感情が共鳴したときに仲が深くなり、逆に感情が衝突すると亀裂が生じ、愛情が憎しみへと変化する。

この亀裂をうまく修復できなったとき、友人は敵となる。

だが、うまく修復できればふたりの仲はより深いものになる。

ここに、性格が正反対のふたり女がいる。

ひょんなことから東京のど真ん中・恵比寿で、同居を始めたことで、ふたりの運命が回りだす…。

◆これまでのあらすじ

大学の同級生だった諒子とマリは、ひょんなことから再会し同居中。そんな中、諒子は学生時代に恋仲だった男・錠との仲が復活する。だがその矢先、マリがかつて彼と関係があったことを知ってしまう。いら立ちをぶつけると、大喧嘩となり……。

▶前回:「私の彼にまで手をだしていたなんて…」親友の告白に困惑した35歳女は…


Vol.7 不穏な噂


「本当、どこ行っちゃったんだろう…」

大喧嘩の夜から、1週間。

マリは諒子の前から忽然と消えた。

あの夜以来、一切連絡はない。

― ま、どうせ、男のところに行っているんでしょ。

内心はそう思いつつも、1週間も姿を消しているとなると、何かあったのではないか......


この記事へのコメント

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No Name
とりあえず、全員意味不明。錠はマリに気があるな。
全体的に内容もだし、文章とか表現が散らかっていて読み疲れる。
2022/11/16 05:2475
No Name
マリは、何? 参鶏湯をお鍋ごと持ってタクシーに乗ったとか…? 
家主の了承を得ず、勝手に図々しく住み着くような女なのに、今更帰国直後はひとりでホテルに泊まるのさえ辛かったとか言われても…
2022/11/16 05:2258
No Name
全員、自分勝手で面倒くさい!
2022/11/16 05:1943
もっと見る ( 14 件 )

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