「2人は、幸せに暮らしました。めでたし、めでたし」
…本当に、そうでしょうか?
今宵、その先を語りましょう。
これは「めでたし、めでたし」から始まる、ほろ苦いラブ・ストーリー。
▶前回:告白をOKしたにもかかわらず「1つだけ条件がある」と言い放った女。その内容は、まさかの…
Episode5:マリッジブルーに揺れる女
「里穂、僕と結婚してくれますか?」
六本木のフレンチレストラン『オーベルジュ・ド・リル トーキョー』で、恋人の将司が108本のバラと小さな箱を差し出してきた。
「これ、私がずっと憧れてたリング…」
私の言葉に、彼は優しく微笑んでいる。
30歳を迎えた今日。付き......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント