CAのリアル Vol.1

CAのリアル:独身パイロットと出会うのは難易度高め!?ドバイの現役CAが語る恋愛事情

ドバイでのちょっと変わった結婚事情


まだまだ中東の文化が残るドバイでは、恋愛面においても日本とは違ったルールがあります。

まず、ドバイでは宗教上の理由で結婚していない男女が、同じ家に住んではいけません(訪問はOKです)。

それは私たちクルーにも反映される決まり事です。

ドバイの会社に入社してからは寮に住みはじめ、同性のクルーと2~3人で暮らします。

しかし、結婚したクルーたちは住宅手当をもらい、寮の外で一緒に暮らすことが認められています。


私と夫(アイスランド人)が結婚した2019年は、異教徒同士の結婚がドバイでは認められておらず、私がキリスト教徒か、夫が仏教徒になり、その証明を提出する必要がありました。

ただその証明には教会に通うことなどが必要になってくるため、かなりの時間がかかってしまいます。

そのため多くのクルーや国際結婚をするドバイ住人は、アフリカの島“セーシェル共和国”で結婚式をして、ドバイに提出する証明書を得てきます。

セーシェル共和国で結婚式を挙げるとドバイに認められる正式の証明書が得られるため、多くのドバイ在住の方はセーシェルで結婚をしてきます。

私たちも5日間の旅行を兼ねて、セーシェルの綺麗なビーチで2人だけの結婚式をしてきました。

2022年現在は、ドバイでも異教徒同士の結婚が認められるようになりました。

しかし、ドバイから約4時間で行けるセーシェル島は海も自然も景色も綺麗なので、多くのクルーたちは今でもセーシェルで結婚の手続きを行うのがトレンドです。

誰でも結婚ができるセーシェルですので、ぜひ日本の皆さんも機会があればセーシェルのビーチウェディングもおすすめしたいです!


日本人は中東ドバイでかなりモテる!?


多くのエミラティ(ドバイ人のことをこう呼ぶ)たちは、親日で日本が大好きです。

私が日本人だと名乗ったら、「Oh~, I love Japan」と多くの方が口にします。

またドバイから直行便があるため、多くの方が日本を訪れたことがあり、日本食レストランも多くあるため、日本への関心は高いように思います。

ちなみにドバイ万博(2021年10月~2022年3月まで行われていた国際博覧会)が開催されていた時、日本館にあったスシローは4時間待ちになるほどドバイ在住の方からの大人気でした!

私も一度仕事で大阪線を一緒に飛んだエミラティパイロットと仲良くなり、「お願いだから日本人の女の子を紹介してほしい!」と懇願されたことがあります(笑)。

また、エミラティだけでなくエジプト人のクルーからも「日本人とお付き合いしたいから紹介してほしい」と懇願されたことも少なくありません。

特にアラブ圏内は、日本に対するイメージが大変いいようです。

ドバイの人口の8割は海外国籍と言われるほどグローバルな都市なので、石油王やエミラティを見つける方が実は難しいのも事実です。

なので、クルーの先輩方はドバイで仕事をしているブラジル人の方や、ベルギーの方と結婚をしてドバイに住んでいらっしゃる方もいます。

非常にグローバルな都市だからこそ、十人十色な恋愛の形に私も日々驚くばかりです。


いかがでしたでしょうか?

もちろんここに書いてあることだけが全てではなく、あくまで私と私の知り合いたちの体験談です。

もし、石油王の方々と出会う機会があれば、私も是非紹介してほしいです!(笑)

恋愛の形は人それぞれですので、みなさんも一度の人生、自分だけの素敵な恋愛を探してみてください。

それでは、皆さまと空の上でお会いできることを楽しみにしております♪


▶他にも:The WATCH:「いかにもって感じ」高級時計を愛用する男に女性が痛烈な言葉を浴びせたワケ

▶Next:11月2日 水曜更新予定
CAが「素敵だな」と思わず惹かれてしまう、男性の特徴とは


取材協力/株式会社Airsol

【CAのリアル】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo