極上鮨とワインのペアリングが楽しめる鮨店4選!恋人との記念日デートにおすすめ!

2.赤坂の鮨店で、握りの旨みを引き出す最高のペアリング!
『かがみ』

「マコガレイ」は肝を混ぜたどろ酢を重ねて。キンキンに冷えた白のフルーティな風味が鮨の余韻をフワッと包む


赤坂の路地裏。『三谷』出身の店主が提案する、握りの旨みを増幅させるペアリングが未知の体験だと話題に。

常に笑いが絶えない柔和な雰囲気の中、こだわりのワインと鮨の絶妙な合わせを堪能したい。

香り立つ手渡し鮨と、レアなワインの芳醇な香りに感動!


予約が取れない鮨店『三谷』といえば、鮨とワインのペアリングの先駆者としても知られる。

その『三谷』出身の鮨職人による、極上のペアリングを楽しませてくれるのが、赤坂の『かがみ』だ。

握りは、ネタの香りをダイレクトに感じられるよう、そして、心を込めた握りをすぐに食べてほしいと手渡し。“逆アルデンテ”というシャリの食感も新鮮だ。

ペアリングの名店出身の店主が、さらなる進化を模索


まぐろは豊洲の仲卸「石司」から仕入れを行う。南まぐろの中トロは、すっと溶ける軽やかな脂の旨みが美味。

「ジュヴレ シャンベルタン」の重すぎず、上品な香りと味わいが心地よく寄り添う。

浅く締めて酢洗いを繰り返し、5日かけて丸みのある酸味を完成させる「コハダ」。全ておまかせコース(30,000円)+ペアリング(10,000円)より


鮨ネタは信頼のおける漁師や仲買から仕入れ。

「まだまだ勉強中ですが、お酒があって料理が完成します。お酒で味わいを広げることが目的です」と店主の加賀美壽男さん。

ペアリングは、酸の塩梅でセレクト。たとえば、塩や柑橘で味わうヒラメには冷旨酸系(冷やして美味しい酸)の白を、といった具合。

とはいえ小難しい解説はせず、「鰹には赤のピノ・ノワールをあえて冷やして出すんです。その方が、付き合いたての彼女みたいに鰹に寄り添ってくれる(笑)」と、ウィットに富んだ接客で和ませてくれる。

一品料理の美味しさも『かがみ』の真骨頂


つまみも、ワインと合わせる。「毛ガニ」には「ベルジュリー ド ロルチュ」のロゼをチョイス。

果実味と丸みのある酸が、カニ酢のような余韻を奏でる。


つけ場が畳敷になっている、こだわりの詰まった空間。

6席のみのプライベート感もまた、限られた者だけが座れる優越に浸れる。

隠れ家感と朗らかな店主。何より、極上の鮨とワインがふたりの心を近づける。

都度訪れたい、記憶に残る一軒だ。


都内の鮨店で修業を経て、地元山梨で独立。その後、『紀尾井町 三谷』の副店長に就任。2019年に『かがみ』をオープンさせた。

グッズ収集が趣味。「最近はチーバくん(千葉県のマスコット)にハマっています」

◆2軒目に誘うなら、すぐそばのBARへ◆

『かがみ』から徒歩4分


オーセンティックな店内で、ひと捻り加えたカクテルを
『Cross Over』


ふんだんに木を使った温もりある店内で、ひと工夫を凝らしたカクテルを。

人気の「モスコミュール」は、生姜と黒胡椒を漬け込んだウォッカにジンジャービアを合わせた一品。

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