今となっては昔のことですが、港区に沙羅という女が生息していました。
「今夜、食事会あるんだけどどう?」と言われれば飛び入り参加して、必死に“彼氏候補”を探したものでした。
ある日、ようやく彼氏ができて食事会に行かなくなりましたが、その彼にも…。
残念に思って2年半ぶりに港区へ近寄ってみると、そこには以前と全く別の世界が広がっていたのです。
▶︎前回:同棲中の彼にフラれ、婚活市場へと舞い戻った33歳女。そこで直面した残酷な現実とは
変化した、港区お食事会事情
今日も暑い。マンションのゲート内を歩いているだけで、汗が滝のように流れてくる。
「こんな早い時間から、お食事会って…」
今日は先日知り合ったばかりの萌ちゃんが主催した、2対2のお食事会に参加する予定だ。
しかし指定された時刻は、まさかの17時半。
お食事会とい......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント