割烹着が似合う着物美人が切り盛りする小料理屋で、艶やかなひと時を!

こんな和食店でしっとりと飲めれば、1日の締めくくりは最高だ。

日本橋のほど近くながらも、下町らしさを色濃く残す人形町に、その理想的な店はある。

臆せず勇気を出して暖簾をくぐれば、日本酒片手に会話が弾む、粋な小料理屋をご紹介しよう。



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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着物美人が腕を振るうカウンターはなんとも居心地よい


のれんをくぐった先にある、日本酒が美味しい粋な和食店。

日本酒好きが通う渋谷の名店『ウメバチ』で経験を積んだ中村照葉さんが、人形町に『旬蕾』をオープンさせたのは2年半前。

30代になったばかりの彼女が目指すのは、「自分と同世代が普段使いできて、さらに日本酒の魅力を知ってもらえる店」だ。


雰囲気だけでなくお酒や肴へのこだわりも凄い!


その言葉を裏付けるように、肴はどれも手頃な上に、ここでは日本酒の知識も不要。

飲み頃を熟知する彼女が厳選した銘柄に身を委ねるだけで、間違いなく旨い酒にありつける。

彼女のフレッシュな笑顔の裏で重ねられた努力は相当なもの。毎日テイスティングを重ね、知識を増やし続けている。


素材から厳選するから安心して通ってしまう


「口に入れるものだから、安心できるものを」と料理には生産工程をしっかり吟味した素材のみを使用。鳥刺し、野菜、出汁、全てに一切の妥協はない。

例えば「ささみの昆布〆と鶏刺しの漬け 盛り合わせ」1,000円。朝締めの新鮮な鶏を使用し、瑞々しい食感をキープする。


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ささみを巻いていた利尻昆布は素揚げにして提供。

パリパリとした食感がクセになるので、「これだけツマミに欲しい」という常連も多いとか。


ラベルがお洒落なクラフトの日本酒もそろう!


ほぼ全ての料理が1,000円以下。くわえて日本酒も一合1,300円からとお財布にやさしい価格設定だ。

料理を担当する福岡生まれの中村さんと、日本酒の知識が豊富な20代の松岡さん。

カウンターに揃う二人の息はぴったりで、互いに信頼し合う名コンビと伝わる。それが、なんとも心地よい空間をつくるのだ。

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