濃厚だけどとろける中トロが名物!お忍びデートにぴったりな路地裏の隠れ家鮨

東京には予約困難な高級鮨店が多く存在するが、大人なら月イチで通えるくらいの行きつけも持っておきたい。

気軽に通える価格設定と、デートで使えるリラックスした雰囲気。それらを兼ね備える一軒が新橋に誕生した。

大人の“鮨デート”の強い味方になる、注目店を今回はご紹介!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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白壁を基調とした外観も清潔感にあふれる


路地裏の隠れ家的シチュエーションに期待が高まる!


新橋駅前の猥雑な飲み屋街から一本外れると、風情漂う小さな路地が出現。

ここで隠れ家然とした密やかな佇まいを見せるのが『鮨 神楽』である。

店内でつけ場にひとり立つのは、35歳の若き大将・望月 将さん。

江戸前鮨の老舗「銀座 久兵衛」で12年間みっちりと修業した後、中目黒『鮨おにかい』の立ち上げにも携わったキャリアの持ち主だ。

「“久兵衛”では昔ながらの江戸前仕事を叩き込まれ、“おにかい”では斬新な発想を学んだ」とは望月大将。

握りとつまみを交互に出すスタイルに確かなセンスを感じる、おまかせコースの一例を見ていこう!

「カツオの自家製ドレッシング」


カツオの刺身はサラダ感覚でいただく!


まずは、静岡・焼津産のカツオを使用した一品。

厚めにカットしたカツオに、刻んだねぎと、玉ねぎとにんじん、りんごなどで作った自家製ドレッシングを合わせて。

鉄分の濃いカツオの旨みとドレッシングの甘酸っぱさが好相性だ!

「車海老」


エビは茹で“たて”で出さないことで甘みが増幅!


大きめの車エビは沖縄で獲れたもの。

茹で“たて”ではなくあえて茹で“置き”にしたものを使用することで、しっかりとした食感を演出。

噛み締めるたびにエビの香りと甘みが口中に広がる!


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「ノドグロ」


のどぐろは炙らずに昆布締めにする!


長崎のブランドのどぐろ“紅瞳”を用いた「ノドグロ」。

よくある炙りではなく、2日間しっかり昆布締めにすることで「皮と身の間に潜む脂の旨みをとじ込めた」。

さわやかな見た目以上の力強い旨みに驚くはずだ!

「ホタルイカ」


つまみの定番を握りで繰り出すのもユニーク!


富山産のホタルイカは、つまみではなく握りで提供。

1日出汁醤油に漬け込んだものを、赤酢と米酢をブレンドしたシャリに合わせている。

噛めばぷっくりとした食感で、どこまでも広がる深いコクに、日本酒が欲しくなる!

「茶碗蒸し」


コース終盤へ突入する前には茶碗蒸しが登場!


こういう逸品が間に挟まると、コースの満足感をぐっとあげてくれる。

カツオ出汁に卵と干し貝柱というシンプルな茶碗蒸しに、仕上げにはゆずと干し貝柱出汁の餡を上からかけている。

体に吸い込まれるような、しみじみとした美味しさにほっこり!

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