富裕層の間で高まる、我が子への“海外教育”事情とは


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その中でも人気が高いのが、アッパー層のリアルな教育事情をインタビューした連載「現代の“教育・お受験”リアルドキュメント」。

我が子の将来を考えたとき、日本でしか暮らせない、稼げないという状況に不安を感じている親は多い。

そのため、「インターナショナルスクール」や「ボーディングスクール」など、グローバルな視野で考える力が身に付く教育に注目が集まっている。

そこで、これまで公開された中でアクセス数がダントツで多かった“海外教育”についての記事をピックアップ!

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【インターのココが凄い!】語学力だけじゃない◯◯力が抜群に伸びる教育法とは?


インターは日本の「学校」とは異なる。

文科省が定める学習指導要領に依存することなく、保護者にかかる就学義務を満たす学校でもない。

就学期間も各インターにより異なり、日本でいう幼稚園から高校教育レベルまで対応しているところもあれば、保育園・幼稚園の期間のみ、あるいは小中学校にあたる期間のみと様々だ。

しかし、名門と呼ばれるような老舗インターのなかには、100年以上の長い歴史を持つものもある。

各々に経営母体や創立時の理念に基づいて独自の教育カリキュラムがあり、名門と呼ばれるような老舗インターの多くは高校卒業にあたる期間まで対応している。

そして、毎年のように欧米の一流大学への合格者を輩出しているのだ。

「にもかかわらず、日本ではインターを英語学校か何かだと勘違いしている人を多く見かけます。

単に“我が子に英語を”と望み、ちょろっとインターに行かせて、小学校や中学校は日本の私立を受験させようと考える親御さんもいる。

大抵、そうした日本人の親の多くは、我が子をインターに入れてから後悔されます」(渥美さん)

3人の子どもインターに通わせた父である渥美さん(仮名)によると、本来のインターは英語を教える場所ではなく、あくまで言語は指導するためのコミュニケーションツールに過ぎない、というのだ。

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【インター教育のリスク】我が子を通わせて4年目に、母親が感じたヤバさ


今回、取材に協力してくれた上島奈緒さん(仮名、34歳)は学生時代にアメリカへの留学を経験し、流暢に英語を話す。

仕事でもその英語力を活かし、年収は1,000万円を超えているという。

「仕事でヨーロッパに出張すると、ドイツやスペイン、フランスなど様々な国の方たちと一緒になるんですが、そこでは英語でやり取りするのが当たり前で…。

さらに母国語があって、人によっては3言語を使い分けて話す人もいます。

それが当たり前で、その上でハイスキルの競争がある。日本のように英語ができれば、それだけでポジションが上がるような世界ではないんです。

そうした世界を知ってしまうと、親としては子どもが大きくなったときに最低でも2言語は話せる社会人になってほしいと思うようになりました」(上島さん)

仕事を通して出会った夫がフランス人ということもあって、我が子にバイリンガル教育を受けさせたいと望むのは自然な流れだった。

しかし上島さんは、最初から我が子を仏インターに入れようと考えていたわけではない。人並みに学校選びの苦心がある。

「最初は葛西にあるインド系のインターとか、横浜にある中華学校も見学に行きました。

インド系は数学とかにも力を入れていて。全くインドにルーツが無い日本のご家庭の方もいて、すごく良かったですね」(同)

中華学校も日本にいながら中国語、日本語、英語のトリリンガル教育を実践しており、日本の有名大学への進学率も高いという。近年、注目を浴びる機会も多い。

いずれも学校自体に不満はなかったというが、唯一の不安は「親も馴染みのない文化圏の環境に、我が子が混乱しないかどうか」だった。

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