この記事を書いている2022年1月下旬、まん延防止等重点措置の真っ只中だ。昨年末に一旦終息したようにも思われたが、今度はオミクロン株となって、新型コロナウイルスが再び猛威を振るっている。
地震や例年以上の大雪に見舞われる地域もあり、コロナ禍以前より深刻であった社会・経済課題も山積みだ。
絶えず想定外の変化に対応しなければいけない社会。日々いかに働き、いかに人生を充実させるか。その手腕が試されている。
見方によっては尋常でないストレスがたまる時代であり、気丈に振る舞うあなたの心も荒んでいないだろうか?
稼ぎ人は常日頃から苛酷なプレッシャーに晒されている。しかし、それでも立ち止まることはない。
なぜなら、己の心に留める言葉を支えにしているからだ。
今回はあえて特別編として、気が滅入りそうなあなたのために、稼ぎ人が心の支えとする“至極の格言14本”をお届けする。
これを読んで、再びあなたの心を燃やしてほしい。
今回は独自調査として、東カレ倶楽部メンバーとWEB読者、合わせて160人にアンケートを実施。
回答者のデータは男性47%、女性53%、平均年齢は41歳、平均世帯年収は3,369万円。
また本連載では社会的に活躍し、成功を収めている人々を“稼ぎ人(かせぎびと)”と定義づけ使用する。
前回の記事はこちらから
一流ビジネスマンが語る!収入をアップさせる“キッカケ”の掴み方
▽INDEX
1. あなたの心をも満たす、稼ぎ人の格言
2. ビジネスシーンで胸に刻みたい格言
3. うまくいかないときだからこそ、何度も反芻したい格言
あなたの心をも満たす、稼ぎ人の格言
さっそく紹介するのは、稼ぎ人に募集した“心に留めている格言や名言”の中から選定した、人生において前向きになれる格言だ。
人生において前向きになれる格言、最初に紹介するのはPRコンサルタント会社幹部の20代女性が、心の支えにする格言である。
「逃げていいよ、また戻れる」
なんとも素朴な言葉だが、これを選んだのには理由がある。
自分を追い詰めてしまうという人は多く、巷では大学入学共通テストの試験会場で受験生ら3人を包丁で刺すという傷害事件までも起きている。
コロナ禍に限らず、長い人生のなかで現実に絶望するようなことは幾度もあるだろう。
仕事云々の前に、人生において、まずはこの言葉を送りたい。
◆
次の2つの格言も、それぞれ20代、30代の女性稼ぎ人が心の支えにする格言だが、時には自分を許すことも必要だと痛感させる一言だ。
「死ぬこと以外かすり傷」
「人間だもの」
人生一度や二度では足りず、数えきれないほどの失敗をする。
2つ目は相田みつを氏の有名な詩の一節だが、そもそも完全な人はいないということ。
失敗や弱さを言い訳にしているように聞こえるかもしれないが、それを受け入れる度量は、いつかあなたの強さとなるだろう。
一方で、弱さに甘えてばかりいられないのも人生。いくら待っていても、あなたの人生まで保障してくれる人など現れない。
誰でもない、あなたが自分でブランディングするしかないのだ。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
これはリクルートの創業者である江副浩正氏の言葉。総合コンサルティング会社幹部の30代男性が、心の支えにしているという。
◆
人生において前向きになれる格言、次に紹介するのはITコンサルティング会社幹部の20代女性が心の支えとする格言だ。
「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」
江戸時代の米沢藩主(現在の山形県)、上杉鷹山による和歌の一節だ。
深刻な財政危機に瀕した藩を救うために、保守的な藩内の強い反対を押し切り、次々と改革案を打ち出して見事立て直した鷹山の思いが、この一節に凝縮されている。
「やろうと思って実行に移せば、できる」
まさに今のような時代だからこそ、そんな強い意思を持ちたいものだ。
ここまでは人生において前向きになれる格言を紹介したが、次ページでは“より仕事に直結した場面”で、稼ぎ人が心の支えにする格言を選定した。
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