女にとって、経験豊富な年上男性は魅力的に映る。
だが、その魅力ゆえこだわりの強いタイプが多く、女は年を重ねていくうちに気づくのだ。
― 頑張って彼に合わせるの、もうしんどい…。
年上ばかり選んできた女が、自然体でいられる相手は一体どんなタイプの男なのだろうか?
これは、アラサー独身女がこれまでの恋愛観をアップデートする物語。
◆これまでのあらすじ
テレビ局で働く多佳子は、年下の彼氏・颯と初めておうちデートをする。だが、彼は口数少なく食後すぐに帰ってしまった。
何か気に障ったのかと頭を悩ませる多佳子のもとへ、突然ある人物がやってくる…。
▶前回:ソファでキスくらいは覚悟していたのに。男がすぐに帰って悶々とした女は…
Vol.7 肝心なときにかみ合わない2人
初めてのおうちデートは、あっけなく終わってしまった。
― 颯くん、どうして急に帰っちゃったんだろう…。
彼が使った食器をシンクへ運びながら、ぼんやり考える。すると、来客を告げるチャイムが鳴った。
モニターに映っているのは、まさかの颯だ。
― えっ、忘れ物でもし......
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この記事へのコメント
でも元はと言えば、多佳子が途中で一樹を呼んだからだよ。一樹が来たら颯が嫌がるって考えなかったの?
この前は家に招く事に激しく動揺してたのに、今度は関係が進展しない事にモヤモヤ? 早く初🔞したかったのかよ…