これは男と女の思惑が交差する、ある夜の物語だ。
デートの後、男の誘いに乗って一夜を共にした日。一方で、あえて抱かれなかった夜。
女たちはなぜ、その決断に至ったのだろうか。
実は男の前で“従順なフリ”をしていても、腹の底では全く別のことを考えているのだ。
彼女たちは今日も「こうやって口説かれ、抱かれたい…」と思いを巡らせていて…?
▶前回:27歳OLが、付き合う前の男の部屋で「一夜を明かす」と決めたワケ
ケース2:抱かれるかどうかを3つの質問で決める女・夏野葉子(27)
「ねぇ。私のこと、好き?」
西新宿にある、高層ホテルの一室。そのベッドの上で彼の腕に抱かれながら、私はつぶやいた。
「うん。誰よりも愛してるよ」
髪を撫でながらそう言う聖司の言葉に、満足した私はニッコリ微笑む。
付き合って3ヶ月ほどになる彼は、6つ上の33歳。......
この記事の続きは月額プラン会員への加入、
またはアプリでコイン購入をすると読めます
またはアプリでコイン購入をすると読めます
この記事へのコメント
葉子、騙されやすいタイプかな。
愛や結婚を、息をするように約束する男の方がモテるけど不誠実であるというもうひとつの真実。
お金やルックスじゃないところで女性が抱かれる、抱かれない分岐点って、難しいよね…。