
「この人と一緒にいるのが恐ろしい…」コロナでも看病するのが当然という夫を前に、妻はある決心をする
夫は、こんな人だった―?
周りに相談しても、誰も信じてくれない。子どもと一緒に夫の機嫌を伺う日々…。
最近、こんなモラハラ夫に悩む妻が増えている。
有能で高収入な男性ほど、他人を支配しようとする傾向が強い。
優衣(32)も、経営者の夫が突然マンションを買った日から、徐々に自由を失っていく。
広告代理店ウーマンから、高級マンションという“籠”で飼い殺される専業主婦へ。
彼女が夫から逃げ出せる日はくるのだろうか―?
◆これまでのあらすじ
東山から会社での夫の様子を聞いた優衣。そして彼は雄二のやってることは「モラハラ」だと断言した。優衣は自分の置かれた状況もようやく理解できた。離婚したい、でも…。
▶前回:若くしてビジネスを成功させた30代の若手社長。社員が語る、彼の本当の姿は恐ろしいものだった…
「あくまで僕が思ったことですが。離婚は一筋縄ではいかないんじゃないでしょうか」
東山の言葉に、優衣は思わず聞き返した。
「それはどういう理由で?」
彼は少しの間じっと考えたあと、慎重に言葉を選びつつ優衣の問いに答えた。
「当人同士の話し合いではうまくいかないよ......
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この記事へのコメント
東山さんはきっと、社長が社長なら妻も馬鹿なんだなぁと思って…確かにその通りだと言って笑ったのかなと思ってしまいます。
笑う。
カメラを捨てる前に写真におさめる、会話を録音する、日々の暴言を日記につけておく。出来ることはあるはずなのに。
バリバリ仕事してたとは思えないぐらい思考も行動も遅い。