人はパートナーに、同じレベルの人間を選ぶという。
つまり手の届かないような理想の男と付き合いたいのなら、自分を徹底的に磨くしかない。
そう考え、ひたむきに努力を重ねる女がいた。
広告代理店に勤務する杏奈(25)。
彼女は信じている。
決して休まず、毎日「あるルール」を守れば、いつかきっと最高の男に愛される、と。
◆これまでのあらすじ
杏奈は「この人と付き合って自分の価値を証明したい」と感じる男・光輝と、2ヶ月間体の関係を持っている。
思い切って告白をするが、微妙な返事をもらい、落ち込んでいるところで大学時代の同級生・進と再会し、盛り上がる。
そんな時に、振られたはずの光輝から前向きな言葉をもらい、自分の本心と向き合う決意をする杏奈。まずは進からの誘いをOKして…?
▶︎前回:割り切ることも、問い詰めることもできない関係。恋愛ホリックな女が絶対認めたくない「あるコト」
「杏奈、おはよう。今日の服、いつもと違う感じでかわいいね」
今日は、進と“遊ぶ”日。進が褒めてくれてテンションがあがる。最近買ったという新車で迎えにきてくれた。
「ありがとう。なんだかんだ日にち空いちゃってごめんね」
「全然大丈夫だよ。仕事忙しそうだね。俺も繁忙期は......
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この記事へのコメント
進とデートして夜まで横浜堪能、帰宅して疲労困憊で直ぐに寝落ちたなら行ってないじゃんね。しかも運転してくれた進の方が疲れたとは思うけど...
今起きた、まじごめん
に笑った。本当に心の底からどうでもいいけどたまに会ってやれたらいい位の相手にしか思われない証拠!