絶食系女子 Vol.6

26歳で初めて彼氏ができた女。記念日にホテルに連れて行かれたが、緊張のあまり…

彼氏やパートナーがいる人が幸せって、誰が決めたの?

出会いの機会が激減したと嘆く人たちが多い2021年の東京。

ひそかにこの状況に安堵している、恋愛に興味がない『絶食系女子』たちがいる。

この連載では、今の東京を生きる彼女たちの実態に迫る。

▶前回:「彼には、絶対言えない…」女が4回連続でお泊りデートを断った、本当の理由とは


ビジネスに生きるオンナ・高市恵玲奈(29)


『僕はもう、高市さんのもとでやっていく自信がありません』

リモートワーク中に届いたメールを見て、自室でため息をつく。

― またやってしまった……。

私はアート・カルチャー系Webメディアの社長兼編集長を務めている。メールの送り主は、私の会社で編集とライターを担当している26歳の男性だ。

昨日のこと。

彼が執筆したとあるギャラリーのレポートや撮影写真が全く良くなかったので、結構キツめの修正を依頼した。

さらに、「うちに2年もいるのに、ひとつも成長してないのね」と余計な一言も言ってしまった。

その翌日には、コレだ。

私の物言いや仕事のやり方が嫌だと言って、今まで数人の編集者やライターが離れていった。

ただでさえ5人ほどしかいない編集部なのに、ここで一人抜けられたら結構困る。

私が管理者に向いていないことは、よくわかっている。

― さて、どうしたものか。

腕組みをして天井を仰いでいたとき、手元のスマホが鳴った。

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