ファッションの世界にトレンドがあるように、食にももちろん流行がある。数年前からロンドンやニューヨークでちょっとしたブームとなっているのがペルー料理。
東京でもペルー料理店が増えてはきているものの、それがどんなものかパッとイメージできる人はそう多くないはず。食材に恵まれているため、料理バリエーションに富んでいるというが、ナスカの地上絵並みに未知なる存在。百聞は一食にしかずということで、乃木坂の『NAZCA』へ行ってみた。
内装はカジュアルだが、セビーチェ(鮮魚をレモンやハーブでマリネしたもの)をはじめ、アンティクチョス(牛ハツの串焼き)など、どれもが美味。
なかでも肉好きのハートにヒットしたのが、ポヨ・ア・ラ・ブラサという鶏の丸焼きだ。ペルーでは、街中に専門店があるほどの“国民食”で、日常的に食べられているというが、イベント性の高い姿形に胸が高鳴らずにはいられない。旨みがたっぷり詰まった丸鶏は、まったく飽きのこない美味しさ!
聞けば「肉がなければ食事じゃない」というペルー人も多いとか。ペルー行きを心に誓ったのは言うまでもない。
小寺慶子の「次くる肉!」
あふれる“肉愛”を胸に、 肉のニュース店をご紹介
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