アイ・ニード・モア〜外資系オンナの欲望〜 Vol.6

「うわ、ダサい格好」なんて見下していた女友達に…。週末のランチで味わった敗北感

― 真希子と会うのはいつぶりだっけ…。

そうつぶやきながら、理子はぼんやりと大学時代を思い返す。

学生時代から、理子のポリシーは変わっていない。

周りに羨ましがられること。

周囲から羨ましがられるような女でいれば、お得な人生を送ることができると信じてきた。

だから、理子自身は特別美人ではなかったけど、必死に美人風を装うことで、青学時代は華やかな1軍女子とばかりとつるんできた。

その努力のおかげで色んな雑誌に有名読者モデルとして登場することもできて、学内ではちょっとした有名人になれていたのだ。

1軍女子の友人には、キー局のアナウンサーになった子もいる。そんなことも理子の自慢のうちのひとつだった。


そして、大学を卒業した今。理子が勤めているのは、外資系銀行だ。

「外銀のバックオフィス」という仕事を選んだのだって、「周囲に羨ましがられる」ということを一番重要視したからに他ならない。

就職活動時もこれといってやりたい仕事はなかったが、「聞こえのいい外資系企業に入り、美人......


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