口中で生うにがとろけるパスタは必食!中目黒の隠れ家で上質な魚介イタリアンを

中目黒に2018年にオープンした『オンダ トウキョウ』は、新鮮な魚介を使った料理が評判のイタリアン。

オーナーシェフの中村圭佑さんは、9年修業した静岡・三島の名店時代に複数の漁港と関係を深め、独自の仕入れルートを開拓。

イタリア語で“オンダ”は波を意味するが、この店はまさに海の恵みを体験できる店である。



※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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目黒川のほとりで、全国の海の幸を活かしたイタリアンを堪能

シンプルながら品のある空間は、カウンターと2名用の半個室で構成される


目黒川に面した通りにひっそりと佇む一軒で、現在はディナーの客数を1日2組に限定。

隠れ家の風情もたっぷりな同店では、接客から調理までをシェフがひとりでこなしている。

中村シェフは前述の国内修業のほか、トスカーナやシチリアなどイタリアで3年の経験を積んだ実力者。

全国から厳選した魚介に深く傾倒し「素材に合う工夫があれば、無理やりイタリアンでなくてもいい」と、現地修業はあくまでエッセンスとして効かせている。

鮮度の良さに裏打ちされた、魅力的なコースの一例を見ていこう。

「7種の刺身カルパッチョ」

7つのソースで魚の旨みが際立つ、こだわりのカルパッチョ!

前菜は、小田原・早川漁港でその日の朝に水揚げされたものを中心に、7種類の旬な魚介それぞれに相応しい味つけをしたカルパッチョ。

アジは夏野菜とヴィネグレットでマリネし、カマスは皮目を炙り黒ニンニクのソースをかけ、イサキは湯引きしてライムの香りをつけて、といった塩梅だ。

刺身の厚さも満足度があり、各ソースが相まって魚の個性をダイレクトに感じられる。


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「アクアパッツァ」

滋味あふれる郷土料理で、旬な魚を余すところなく味わう!

魚をオイルや水、白ワインなどでじっくりと煮たカンパーニア州発祥の郷土料理「アクアパッツァ」。

この日はカルパッチョと同じく、小田原・早川漁港から仕入れたメバルを使用している。

シンプルな調理だからこそ上質なメバルの滋味が際立ち、しみじみと身体に吸い込まれるような美味しさに。

自家製のパンで、最後に旨みが凝縮したスープをすくうのがお約束だ。

「北海道産雲丹と生の青海苔のパスタ」

うにを贅沢に盛りつけた、インパクト抜群の看板メニュー!

あさりの出汁を効かせた軽やかなクリームソースに浜名湖産の生青海苔を加え、とどめに北海道産バフンうにを豪快にオン。

うにの芳醇な香りを生海苔が包み込んで、甘みが口中に広がる。手打ちパスタとの一体感も抜群だ。

コースにプラス1,000円することで食べられるメニューで、このパスタを目あてに来店するファンも多いという。(※要予約)

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