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  • 高級和食のような洗練された入口が目を引く!神田で大人の切り札になる焼き鳥店

    近年、大人が寛げるスタイリッシュな店が急増している焼き鳥業界。

    今年3月にオープンした『くしふく』も、センスのいい外観がなんとも期待を持たせる一軒。

    大衆感が強い神田という街とのギャップ、さらにこの店には、ほかでお目にかかれない大胆な串がそろうという。



    ※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。皆様の「行きたい店リスト」に加えていただければ幸いです。

    真っ白な壁にステンレスカラーの扉を設けた洒脱な外観が目を引く


    一流和食店のようなファサードが、静かな路地裏で存在感を放つ


    本郷通りから一本入った路地に佇むのが『くしふく』。

    間接照明に照らされ、店名が立体的に浮かび上がる仕掛けが美しい。

    店内に入ると、黒を基調とした空間の中に白木のカウンターが浮かび上がる。

    カウンターの奥には、テーブル席も用意する


    控えめな照明でゆったりと過ごせる空間はコンパクトな造りだが、換気設備が優れており、常に空気がクリーンなのもポイント。

    実はここ、同じエリアにある人気イタリアンの姉妹店。

    肝心の焼き鳥は備長炭で焼く正統派でありながら、イタリアンの技法を応用した串も堪能できるのだ。

    右から「特製つくね」330円、「レバー」308円、「本日のもも正肉」308円〜

    風味を存分に引き出した焼き鳥は、間違いのない美味しさ!

    10種ほどをそろえる焼き鳥の中から今回は3つをピックアップ。

    脂身と肉のバランスを重視して香ばしく焼き上げる「特製つくね」、総州古白鶏をレアに近い状態で仕上げる「レバー」、そして大山鶏を使用したジューシーな「本日のもも正肉」だ。

    素材に自信があるから合わせるのは塩が基本。銘柄鶏を日替わりで使い分け、独自にブレンドした塩で調味している。

    右から「カプレーゼ」330円、「ささみ からすみ」330円

    “イタリアン”が香る斬新な串で、唯一無二の個性まで追求!

    つい、ワインの杯を重ねてしまいそうになるのが変わり種。

    モッツァレラチーズとトマトの串に、ジェノベーゼソースを添えた「カプレーゼ」、ボッタルガパウダーをかけた「ささみ からすみ」などがあって驚く。

    ジャンルの枠にとらわれることのない、食材への探究心がうかがえるのだ。

    イタリアワインを中心にしたボトルは2,750円〜

    姉妹店のイタリアン同様、ワインが充実しているのもうれしい。

    イタリアワインの代名詞「キャンティ・クラシコ」3,300円から、「オーパス・ワン」62,700円といった高級銘柄まで。

    とにかくワインを楽しんでもらいたい、という想いが伝わる振り幅の広さである。

    焼き鳥の醍醐味をしっかり押さえつつ、「串」の可能性を追求して日々創意工夫を凝らす。

    神田に今まではなかった焼き鳥店が誕生した。

    ■店舗概要
    店名:くしふく
    住所:千代田区神田淡路町1-19
    TEL:03-3255-7030
    営業時間:17:00~23:00
    定休日:土曜、日曜
    席数:カウンター9席、テーブル18席

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