2021.04.03
悪い女 Vol.10いくら時間と金をかけても、モノにならない。
平気で人を振り回し、嫉妬させ、挙句の果てに裏切る―。
東京には、嵌ったら抜け出せない、まるで底知れぬ沼のような女がいるという。
なぜ男たちは、そんな悪い女にハマってしまうのだろうか…?
「悪い女」一挙に全話おさらい!
第1話:「キスだけでもいい…」43歳男に、1回の買い物で100万円以上使わせる17歳年下女の正体
人前では余裕のある男のように振舞っているが、実は細かなこだわりが無数にあり、気分屋。そんな自分を、彼女は誰よりも分かってくれている。
正輝は、これまで数多くの若い女性と付き合ってきて、周りから言わせれば女たちを“育ててきた”らしいが、唯だけは違う。
今年43歳になる正輝は、17歳も下の唯に、激しく”恋”をしているのだ。
第1話の続きはこちら
第2話:「まだまだ足りないの…」1着52万円のワンピースを男に買わせる、28歳女の切ない過去
今日は、彼女の菜月とデートだ。いま彼女は、1着52万円のワンピースについて悩んでいる。菜月は肌が白いので、黒を着ると一般人には見えないくらい艶っぽく綺麗だと思う。だが彼女が待っているのは、「黒がいい」という言葉ではない。
「どっちも買えば?似合うし」
すると菜月は“当たり前よね”という表情をしながら、一応形だけ「ありがとう」と言い、試着室に入った。彼女を前にすると、つい甘くなってしまう。
それに菜月との買い物は、高価なものを買ってやれるようになった自分を誇らしく思える、唯一の瞬間でもあった。
第2話の続きはこちら
第3話:「1,000円の花束で喜ぶ女だったのに…」不美人なお嬢様の“罠”にハマった、イケメン男子の不幸
今まで僕は、彼女を含めた周りから「何でもできてすごい」と評価されてきた。ところが実際は違う。
受験も部活も就活も、何でもうまくこなしているように見せて、実は人の何倍も努力して自信のなさをカバーしてきただけだ。
でもこれからもそういう人間でいたいし、彼女の"お父様"にも、どうしても気に入られたい。
お嬢様ではあるが、お世辞にも可愛いと言い難い彼女に、僕がここまでハマっているのにはある理由があった。
第3話の続きはこちら
第4話:「0.2ctのダイヤじゃ、私の気持ちは動かない。」年下男のプロポーズを突き返した、美女の思惑とは
「どんな指輪でも嬉しい、なんて一般論は通用しないの。悪いけどこの程度のダイヤじゃ、私の気持ちは動かないわ。…気持ちには答えられない」
そのあと何とも言い難い沈黙の時間が流れたが、ふと顔を上げると、千晶さんは満足そうな表情を浮かべながらこう言った。
「でも、面白いね!まだ私のことよく知らないのにこんなことするなんて。光くんのこと、気に入ったわ」
プロポーズは断られたが、これをきっかけに千晶さんとの関係が深まっていった。
第4話の続きはこちら
第5話:「彼女なしでは生きられない…」29歳女の策略にハマった男。内定式で男を青田買いした女の黒歴史とは
付き合い始めてもうすぐ3年、年上の彼女は今年で30歳になる。直接は言ってこないが、そろそろ結婚を意識しているだろう。
友人の結婚式の話を頻繁にしてくるし、Instagramも花嫁のアカウントやタグをかなりフォローしている様子だ。
―本当に彼女でいいのか……?
女性経験の少ない僕は、悩んでいる。結婚を考え始めてから、案外男の方が優柔不断かもしれないと思うようになった。考えても考えても、なかなか答えが出ないから。
第5話の続きはこちら
第6話:「築47年の億ションを与えられる誤算もあったけれど…。」“貢ぎくん”を射止めた女の強い意志
「いやあ、明信さんが結婚するなんて…嬉しいけど意外です!」
僕が婚約したとき、一緒に遊んでいた後輩たちは口々にそう言った。
たしかに僕は独身生活を人一倍謳歌していたので、自分でも意外だった。
それでも結婚を決めたのは、連れて歩くのに一切恥ずかしくない女と、いいタイミングでめぐりあったから。
第6話の続きはこちら
第7話:「フリーランスで輝いている私に、お金持ちの夫♡」自己顕示欲が強すぎる残念女に、ハマった男の悲哀
当時は、とにかく必死だった。「僕はもっとできるはず」と意気込んでメガベンチャーを辞めて起業したものの、簡単に上手くいくはずもなく、資金は底をつきそうな状況が続いていた。
それから数年経ったいま、少し余裕はできたがまだまだ贅沢できるほどではない。それでも夏海は、僕と付き合ってくれている。
だが最近になって、夏海は僕のことを見ているのではなく、僕の家の”資産”を見ているのではないか、と思う。近づいてきたタイミングも、なんとなく妙だったのだ。
仮に会社がダメになっても、僕が決して“一文無し”にはならないことを、かぎわけたのではないだろうか―。
第7話の続きはこちら
第8話:「まるで精神的な恋人ですね」食事デートに300万円使っても、決して手に入らない人妻の魅力
― やっぱり、歩実と結婚したかった…。
だが、それはもう叶わない。
「30歳まで独身だったらもらってくださいね」と言われていたのに、彼女は別の人と結婚してしまった。そしてそれを追うように、僕も昨年結婚したのだ。
だけど諦められず、こうして時々会って食事をする関係を続けている。彼女には、人を惹きつける不思議な魅力があるのだ。
第8話の続きはこちら
第9話:結婚は女の絶対的な幸せ!古き良き家庭で育った女が親同士もご学友の幼馴染みと過ごす夜
「詩織ちゃん、30過ぎの女性が独身なんてダメよ…また結婚しなさいよ」
“また”というのは、詩織の結婚生活が昨年4年で終わりを迎えたからだ。祖母の言葉に詩織は、もう令和にもなっているのにそんなことを…と思うのだが、歳の離れた妹はまだ社会人1年目なのに祖母の言葉に激しく頷いていたのだ。
― これだから“名家”なんてロクでもない。
代々木上原にある大豪邸で伸び伸び育った私は、古き良き名家の価値観とは少し異なる価値観を持っているのだ。
第9話の続きはこちら
【悪い女】の記事一覧
2021.04.04
Vol.11
「私の部屋で、コーヒーでも飲んでから帰りません?」美女社員に迫られた社長は…
2021.03.21
Vol.8
「まるで精神的な恋人ですね」食事デートに300万円使っても、決して手に入らない人妻の魅力
2021.03.14
Vol.7
「フリーランスで輝いている私に、お金持ちの夫♡」自己顕示欲が強すぎる残念女に、ハマった男の悲哀
2021.03.07
Vol.6
「築47年の億ションを与えられる誤算もあったけれど…。」“貢ぎくん”を射止めた女の強い意志
2021.02.28
Vol.5
「彼女なしでは生きられない…」29歳女の策略にハマった男。内定式で男を青田買いした女の黒歴史とは
2021.02.21
Vol.4
「0.2ctのダイヤじゃ、私の気持ちは動かない。」年下男のプロポーズを突き返した、美女の思惑とは
2021.02.14
Vol.3
「1,000円の花束で喜ぶ女だったのに…」不美人なお嬢様の“罠”にハマった、イケメン男子の不幸
2021.02.07
Vol.2
「まだまだ足りないの…」1着52万円のワンピースを男に買わせる、28歳女の切ない過去
2021.01.31
Vol.1
悪い女:「キスだけでもいい…」43歳男に、1回の買い物で100万円以上使わせる17歳年下女の正体
おすすめ記事
2021.03.28
悪い女 Vol.9
「たくましい腕にすっぽり抱かれるだけでいい…」35歳のバツイチ美女が、男との再婚を考えない理由
- PR
2024.12.19
「彼のこと、気になってきちゃった…」女性との距離が急速に縮まる、特別な気持ちの伝え方とは
2022.09.27
東京Monster
東京Monster:15分前に頼んだUberより早く、食事会に駆け付ける女。彼女のまさかの移動手段とは…
2017.06.05
私、美人じゃないのにモテるんです。
いよいよ明日で最終話!「私、美人じゃないのにモテるんです。」全話総集編
- PR
2024.12.20
初心者も楽しめるカジノがアツい!“大人のテーマパーク”「パラダイスシティ」主催のイベントに編集部が潜入
2017.09.25
男と女のLoveゲーム
恋人と浮気相手がつながっていた…?浮気男を震え上がらせる、恐怖のSNS戦略
2020.04.10
男子校男子
男子校男子:「えっ、あの子が…?」“清楚系女子”に恋した男が、陥る罠
2017.07.30
華麗なるお受験
これがアッパー層の真実だ!「華麗なるお受験」全話総集編
2020.07.15
夏の恋
夫が突然、家を出て行った。1年後、その本当の理由に気づいた妻が取った行動とは…
2022.06.17
ごめん、今日も遅くなる。
店を出た途端、女は彼氏に向かって泣き叫び…。幸せなディナーデートがぶち壊しになったわけ
東京カレンダーショッピング
『かに物語』:〆まで楽しめる雑炊の素付き!蟹の旨みがたっぷりと溶け出すかに鍋セットミニ
『肉のABCフーズ』:黒トリュフ塩付!牛タン&A5ランク黒毛和牛を使った極上ハンバーグ
『東京京橋おばんざい醸』:肉を引き立てる3種の塩!A5黒毛和牛を使ったローストビーフ
『かに物語』:海老・帆立・蟹!ベシャメルソースに、各種海の幸をトッピングした贅沢グラタン
『UMIKARA』:薄切り・厚切り食べ比べ!特製出し汁で味わう若狭湾真鯛の鯛しゃぶセット
『パンツェロッテリア』:具材ごろごろボリューミー!フレッシュな野菜と肉感満載のフライドピッツァ
『オリベート』:黒トリュフ香る、口当たりクリーミーな究極のティラミス
『ミホ・シェフ・ショコラティエ』:日本を代表するショコラティエ―ルが作る、 ショコラ好きのための濃厚ガトーショコラ
『LOUANGE TOKYO』:アート感溢れるビジュアル!口溶けなめらかな大人の生チョコレートエクレア(6種)
『ル・ボヌール 芦屋』:しっとりサクサク!フリーズドライ苺にホワイトチョコをたっぷりと浸透させた新感覚スイーツ