
破局寸前の年下恋人が企んでいた、非常識なサプライズ。愕然とした女が下した結論とは
女は、いくつになっても若く見られたい。
特に自身の年齢にコンプレックスを持つ女たちは、エステやメイク、ファッションやヘアスタイル…。
誰よりも美容に気を使い、若く美しく見せることに必死になる。
おかげで、実年齢をうまくごまかすことはできるけど…。
―もう本当の年齢は、誰にも告げない。
そう決心したある女がいた。彼女は今日も鏡の前で、こうつぶやく。
「ねぇ。私、いくつに見えますか?」
◆これまでのあらすじ
サロンを経営している39歳の蘭子は、BARで33歳の純太と出会い、年齢を「32歳だ」と詐称したまま付き合っていた。
本当の年齢を告げることはできたが、彼からも「実は息子がいる」と告白を受けてしまう。混乱した蘭子は彼と距離を置き、他の男性に目を向けようとしたが…?
▶前回:“結婚観の不一致”から、最愛の恋人と距離を置いた女。直後、親友が見せたまさかの裏切り
― まさか、あの二人が…?
夕暮れ時の恵比寿駅前。
マッチングアプリで知り合った男性・カナメとの別れ際。辺りを見回すと、そこには距離を置いている恋人の純太と、親友であるはずの彩名が楽しげに歩く姿があった。
蘭子は二人を見て、呆然と立ち尽くす。
― でも、お似合......
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この記事へのコメント
本当に、ハッピーな結末で。最近どの小説も不完全燃焼だったり、何だかな〜みたいな終わりか、バッドエンドだったので、本当に良かった♡
颯太くんとも仲良くなれそう!
蘭子さんもいい友達持って良かったし、ハッピーエンドに安心しました。
共感出来ない主人公が続いてたせいか、蘭子さんのことは最初から最後まで応援派でした📣
「ねぇ、いくつに見える?」
は余計だね😅