2021.03.23

男女の賞味期限 Vol.10

妻に出て行かれたエリート医師。彼に追い打ちをかけた、さらなる悲劇

男と女の賞味期限3年説。

それが真実なら、夫婦が永遠に“男女”でいることは難しいだろう。

男女としての関係が終わりかけた夫婦はその時、どんな決断をするのだろうか。

◆これまでのあらすじ
地方への転勤を命じられて、失意のどん底にいた翔一。疲れた真希も、夫から離れてホテルに滞在することにするが…？

▶前回：左遷で荒れ狂う夫と、ホテルに逃げ込んだ妻。夫婦の行く末を左右する妻の決断とは？

「翔一さん、落ち込んでない？」

電話越しの佳奈美は、心配そうに尋ねた。タイミングも良ければ、察しも良い。彼女なら理解を示してくれる気がした。

「実はさ…」

翔一はゆっくりと話し始める。その間佳奈美は、「うん、うん」と相槌を打って聞いていた。下手な口出しもせず、ただ耳......

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この記事へのコメント

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No Name

とりあえず、佳奈美が想像以上に頭空っぽで、会話が成立しない相手で良かった😆

2021/03/23 05:2399+返信7件

No Name

これで医者の本質に気付けば良いなあ。出世じゃないよね。命を救うことだもん。千葉県にも患者はいるよ。

2021/03/23 06:0199+返信8件

No Name

ストーリー的にいい方向を向き出したから、良かったかなと思います。
真希もやれば家庭料理も結構作れるし、頑張れば低血圧でも朝起きられるんだから、今後もっと夫婦で話す時間を持てば良いのではと感じました。

2021/03/23 05:2599+返信3件

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