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  • 〆はウニとイクラの土鍋ご飯で!本格和食も楽しめる恵比寿の焼き鳥店が気になる

    恵比寿駅から徒歩3分。駅周辺の喧騒をよそに、大人な雰囲気が流れる『焼鳥かずま』。

    ここでは希少な比内地鶏を使用した焼き鳥に加え、旬な本格和食をアラカルトで提供する。

    通り一遍の焼き鳥店では出合えない、微に入り細を穿つ献立を見ていこう。


    焼き鳥と本格和食を一緒に!大人の贅沢が凝縮された時間

    鶏肉の銘柄や焼きへのこだわりが強い焼き鳥店は多くあるが、希少なのが本格和食も提供する店。

    コース内に一品料理を出すことが一般的となった今でも、それらは鶏を使った料理が大半のはず。

    昨年の夏にオープンした恵比寿『焼鳥かずま』は、比内地鶏の焼き鳥が自慢でありつつ、カブのすり流しや季節の天ぷらなどのアラカルトメニューも用意。

    実は焼き場に立つ湯澤圭介さんは、ホテルで加賀料理の経験を積んだ和食の職人なのだ。

    「焼き鳥を楽しみながら、日本の四季も感じていただきたい」と、旬の食材をそろえ、コースに彩りを与えている。

    また、北海道を地盤とする企業が営む店であるため、産地直送のウニやイクラを使えるのも強みだろう。

    写真は「北海道産バフンウニとイクラの土鍋ご飯」時価。北海道の米農家から直送される「ゆめぴりか」を鰹昆布出汁で炊き、ウニとイクラを惜しみなくのせている。

    焼き鳥の焼き台に加えて、天ぷらを揚げる鍋も用意しているのが実にユニーク。

    春の訪れを感じさせる「菜の花と芽キャベツの天ぷら」500円は、自慢のワインに合わせて頼みたい。

    そして、忘れてはいけないのがメインの焼き鳥。

    右からレア感と温度が絶妙な「ささみ」、パリっとした皮の香ばしさが堪らない「手羽先」、ほのかに甘くジューシーな胸肉を堪能できる「抱身」。

    これらを含む焼き鳥コースが4,800円と手頃なので、アラカルトの和食も頼みやすい。ワインはボトル約60種類を常備する。

    御影石の壁や檜のカウンターなど、マテリアルの質感にこだわった洒脱な店内。

    BGMはバング&オルフセンのスピーカーから流れるピアノとあって、艶やかさも満点だ。

    絶品の焼き鳥コースに、和食店顔負けのバリエーションを誇るアラカルトを組み合わせ。

    欲張りな大人の舌も満足させる、異色の焼き鳥店なのである。

    ■店舗概要
    店名:焼鳥かずま
    住所:渋谷区広尾1-16-1 Ebisu Hiroo Square 3F
    TEL:03-5422-8080
    営業時間:18:00~(L.O.22:30)
    定休日:日曜、祝日
    席数:20席

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