今日知っておきたい旬な話題を厳選したWorld Trend News。
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デート代 高くつく都市は?
ドイツ銀行が主要都市のモノやサービスなどの価格を比較した「マッピング・ザ・ワールド・プライス」から、世界のカップルの「デート代」の実態が明らかになった。
2人分の映画チケット代や食事代、タクシー代などデートにかかる費用を算出したところ、54都市のなかで最も高いのはスイス・チューリッヒで、202ドル(約2万1,000円)となった。
チューリッヒは、英経済誌「エコノミスト」の調査でも、生活コストが世界で最も高い都市となっており、物価の高さがデート代にも反映された。
ノルウェー・オスロ、デンマーク・コペンハーゲンと続き、東京はフィンランドに次ぐ5番目で、デート代は148ドル(約1万5,000円)とされた。
最も安いのはエジプト・カイロで、チューリッヒの約5分の1に当たる41ドル(約4,200円)だった。
◆ドイツ銀行「マッピング・ザ・ワールド・プライス」はこちら(英文)

社長が選んだ「今年の社長」
産業能率大学総合研究所が、企業経営者が選んだ2020年の最優秀経営者「今年の社長」を発表した。
1位には、トヨタ自動車の豊田章男社長が5年ぶりに選ばれた。新型コロナ禍において業績の上方修正を発表したことや、未来志向の経営理念が高く評価され、全年代の経営者からトップの支持を得た。
前回首位だったソフトバンクグループの孫社長は2位、3位はアイリスオーヤマの大山社長だった。
また、ニトリの似鳥会長が18位から5位に上昇したほか、任天堂の古川社長(8位)、星野リゾートの星野社長(10位)が初めてトップ10入りした。
◆2020年「今年の社長」はこちら

中小の景況感 マイナス続く
財務省などは10日、10~12月期の法人企業景気予測調査を発表した。
景況感が前期と比べて「上昇」と答えた割合から「下降」と答えた割合を引いた「景況判断指数」は、大企業で11.6となり、7〜9月期の2.0から大きく改善した。
中小企業はマイナス15.5で、前期から10ポイント以上改善したものの、マイナスが続いた。
◆10〜12月期 法人企業景気予測調査はこちら

5年間に犯罪被害に遭う確率
法務省は、「犯罪被害者実態(暗数)調査」を公表した。
この調査は、警察などに認知されていない犯罪の件数を含め、どのような犯罪がいつ・どこで・どのような頻度で発生しているか実態を調べたもの。
報告書によると、過去5年間で何らかの犯罪被害に1回以上遭った人の割合「被害率」は23.8%となった。
犯罪のなかでも「窃盗」の被害率が最も多く、被害に遭った人は「59歳以下」「働いている」「世帯人数4人」が多かった。
暴行・脅迫では「40~59歳」、ストーカー行為では「政令指定 都市等」「女性」「39歳以下」「未婚」の人が被害に遭った比率が高かった。

港区に住む外国人の実態は?
東京・港区が、区内在住外国人の実態を調査した「港区国際化に関する実態調査」の結果を公表した。
居住する地域で最も多かったのは芝浦で12.9%、次いで赤坂が10.3%、南麻布が9.1%だった。
出身地域別の在留資格を見ると、北米出身者は「経営・管理」が最も多く、中国・台湾は「留学」、欧州は「永住者の配偶者等」が多かった。
港区に住む理由では「生活環境が良い」が最も多く、「交通の便が良い」「勤め先がある」と続いた。調査によると、勤め先が港区にあるとした人が46%に上った。
港区には、12月1日現在で人口の約7%に当たる1万8,922人の外国人が暮らしている。

来年の「テーマカラー」決定
色の見本帳で知られる米パントンが、2021年のテーマカラーとして、「アルティメット・グレイ」と「イルミネイティング」の2色を選んだ。
同社は、ファッションやライフスタイル、経済、社会情勢などをもとに、毎年12月に翌年のテーマカラーを決定している。
アルティメット・グレイは、強固で信頼できる要素を象徴する色で、落ち着きや安定、回復への思いを促すとしている。これを、明るく陽気な黄色であるイルミネイティングと組み合わせることで、「不屈の精神に支えられたポジティブなメッセージ」を表現するという。

日本初!車窓からいちご狩り
佐賀県は、ドライブスルー形式でいちご狩りができる日本初の企画を東京タワーで開催すると発表した。
特設テントの中に佐賀のブランドいちご「いちごさん」のプランターを設置、車窓から手を伸ばしていちご狩りを楽しむことができる。
2021年1月15日と16日の2日間開催する。
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