
名門私立大が公表した「卒業生の就職先」慶應も早稲田も“あの企業”がトップ3に急上昇!
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名門私立大の就職先は?
慶應義塾大学や早稲田大学が、2019年度の卒業生の就職状況を公表した。
慶應義塾大学の19年度卒業者・修了者は7,892人で、就職者数は5,753人だった。
学部卒業者の就職先で最も多かった企業は東京海上日動火災保険で94人だった。
2位は楽天で80人。前年度の36人(18位)から大きく増加し、文学部や総合政策学部、環境情報学部では最も多い就職先だった。
3位は慶應大学病院などを含む「慶應義塾」で68人、次いで三井住友銀行(63人)、三菱UFJ銀行(61人)、みずほ銀行(53人)となった。
上位20社のうち、商社は三井物産のみで、NHKと並ぶ33人(19位)だった。
また、外資系金融では、メリルリンチ日本証券が8人、ゴールドマン・サックス証券とJPモルガン証券がそれぞれ3人などとなった。
“楽天人気”は早稲田でも
早稲田大学の19年度卒業者・修了者は1万2,483人で、就職者は8,812人だった。
最も多かった就職先は楽天で、82人。前年度は50人で9位だったが、慶應と同様、大きく増加した。
次いで東京海上日動火災保険が65人、東京都職員I類と三井住友銀行が64人となった。
前年度79人で1位だった三菱UFJ銀行は49人に減少、9位に後退した。

「JJ」月刊誌を終了へ
光文社は23日、女性月刊誌「JJ」を12月23日発売の2021年2月号をもって不定期刊行にすると発表した。
同誌は1975年4月に創刊したが、「ターゲットとなる20代女性を取り巻く環境、ライフスタイルが大きく変わった」と説明している。
今後は公式サイトやSNS、YouTubeをはじめとする動画など「より20代にマッチした形」で展開し、紙の雑誌としては、最も効果的な企画内容である場合に随時刊行するとしている。

有名オークションに「獺祭」
旭酒造は、日本酒「獺祭」を、サザビーズのオンラインオークションに出品すると発表した。
世界で最も歴史あるオークションハウスとされるサザビーズが日本酒を取り扱うのは初めてとなる。
出品する獺祭には、酒米のコンテストでグランプリを獲得した栃木県産「山田錦」を使用した。
オークションは30日から始まり、同社は落札価格を1本45~70万円と想定している。

13年ぶり!宇宙飛行士を募集
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、新しい宇宙飛行士を2021年秋ごろに募集することを目指すと発表した。
日本は、アメリカが主導する有人月探査「アルテミス計画」に参加しており、JAXAは「多くのみなさんが月探査でも活躍できる宇宙飛行士を目指して応募してくださることを期待しています」とコメントしている。
宇宙飛行士の募集は2008年以来13年ぶりで、前回は963人の応募から油井亀美也氏ら3人が選ばれた。
現在現役で活躍している日本の宇宙飛行士は、野口聡一氏や星出彰彦氏など7人で、平均年齢は51歳。
◆JAXA「宇宙飛行士募集に関する資料」はこちら

海外で暮らす日本人 過去最多
外務省が、「海外在留邦人数調査統計」を公表した。
駐在員など3カ月以上海外に滞在する「長期滞在者」と、永住権を認められ生活の拠点を海外に移した「永住者」の数を調べたもので、日本国籍を持たない「日系人」は含まれない。
2019年10月1日時点の海外在留邦人の総数は141万356人で、前年から1万9,986人(約1.4%)増加、統計を開始した1968年以降で最多となった。
在留邦人が最も多い国はアメリカで、全体の約30%に当たる44万4,063人が暮らしている。
次いで中国(11万6,484人)、オーストラリア(10万3,638人)、タイ(7万9,123人)、カナダ(7万4,687人)となった。
都市別では上海がNYを逆転
都市別で最も在留邦人が多いのは米ロサンゼルスで、前年比0.3%減の6万8,595人、続くタイ・バンコクが4.4%増の5万7,486人だった。
前年まで4位だった中国・上海は2.5%増の4万1,756人となり、ニューヨークを抜き3番目に在留邦人が多い都市になった。
ニューヨークは4万496人で、前年から14.9%の大幅減少となった。
◆外務省 海外在留邦人数調査統計はこちら

世界の家計資産「4京円」突破
金融大手クレディ・スイスが、世界の富に関する年次報告書「グローバル・ウェルス・レポート2020」を公表した。
2019年時点の世界の家計資産の総額は399兆2,000億ドル(約4京1,760兆円)で、前年から10%増加した。
資産100万ドル(約1億円)以上を保有する「ミリオネア」は世界に5,188万人おり、このうち40%がアメリカ人だった。
中国人が11%で2番目に多く、日本人は6%に当たる332万人で、世界3位となった。
◆「グローバル・ウェルス・レポート2020」はこちら(英文)

星空の下で...幻想サウナ体験

日本上陸のビール 原料は...?
廃棄される余剰食材を使った飲料を製造・販売するCRUST JAPANが、廃棄パンを原料とするクラフトビールを発売する。
2019年にシンガポールで発足したビールブランド「CRUST」は、世界で年間90万トンに上るとされる廃棄パンを削減するため、パン屑を使用したビールなどを製造している。
日本では12月末以降、パン屑から製造したクラフトビール「CRUST」と、余剰食材を活用した炭酸飲料「CROP」を販売する予定。
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