運命の相手と出会いたい。誰もが思っていることではないだろうか。
では、運命の相手はどこにいるのだろう。
まだ出会っていないだけ、どこかにいるのだ。
そう思い続けてきた曽根進太郎、29歳。恋愛経験はゼロに近い。
彼の人生をかけた、“運命の相手”探しが今、始まる。
◆これまでのあらすじ
手料理をプレゼントした進太郎は、杏との接触に成功。電話をかけてきた彼女と盛り上がる。そして杏は驚くべき提案をしてくるが…?
「室井さん、結婚相談所を休会させていただきます」
ある夜。
進太郎は、担当カウンセラーの室井に電話をかけ、休会を願い出た。
彼女に連絡を取るのは久しぶりだ。
心を動かされた相手・優美子に振られたショックで完全にやる気を失っていた時、「結婚する意志がないならマッ......
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この記事へのコメント
収入も、家事も彼がやりそう
補い合うではなく、思い通りになる相手を見つけたのでは?
でもおうちデートの瞬間に何故か女性側の手料理が期待されるのはよくわかる。
確かに、女だけ努力しなくてはいけないのはおかしいけど、補いあえる関係ってより都合の良い男性がいいのかなど思っちゃった。
それに女友達としても、何かガサツそうなだけで魅力を感じないなー。ここまでハッキリしてるのはすごいけど。