
“前澤友作氏の食のブレーン”ミトミえもんが、唸りをあげた話題店3選
最初に杏仁豆腐が出てきたりと、 中華の枠の中で“遊び”がある。今、最もセンスを感じる一軒ですね
『ShinoiS』
白金台の路地にあるビルの2階。そこで、今食通の注目を集めているのが『ShinoiS』だ。
“中華の年”ともいわれた2019年の11月オープンながら、すでに予約困難店の仲間入りを果たしている。
オーナーシェフの篠原裕幸氏は、若手料理人によるコンペティション「RED U-35」でグランプリに輝き、上海や香港でも活躍してきたキャリアの持ち主。本場でエグゼクティブ相手に戦ってきたその手法に唸った。
「料理がシンプルですがアイデアがあります。前菜で杏仁豆腐が出たりと、中華の枠の中で“遊び”があって、食べていて楽しい。また、魚の火入れが素晴らしく、僕が訪れた際に出たハタの蒸し焼きは脂とパクチーと酢を合わせていて、そのバランス感覚に驚きました」
今、誰を連れて行っても胸を張れる一軒だという。