恋愛のフィロソフィー Vol.3

「惚れた方が負け?」彼の意見を尊重する、一見物分りのいい女がフラれてしまう理由

まことしやかに囁かれる、恋愛にまつわる都市伝説。

付き合う前に一線を越えたら、本命になれない。
一人暮らしの女性がペットを飼ったら、婚期を逃す。

それって、本当?

東京には、こんな定説に振り回されず、思うがままに人生を楽しむ女たちがいる。

だって彼女たちは、自分の“恋愛フィロソフィー“を持っているから。

前回は、1番好きな人と結婚して幸せになった女性を紹介した。


ケース3:惚れた方が負け?


―2019年6月―

「ねえ、麻美聞いて!彼にフラれた…」

代官山にあるオープンカフェで、心地よい日差しを全身で感じながらも、私は、今にも泣き出しそうな同僚・京香のマシンガントークを聞いている。

「仕事が忙しい彼に気をつかって、連絡も控えめにしてたし。疲れている彼に合わせておうちデートばかりでも我慢してたし、物分りのいい女を演じてたのに…。それなのに、私といてもつまんないって…ひどすぎない?結局、惚れた方が負けなんだよね」

一息で言い終えた京香は、氷の溶けかかったアイスティーを一気に飲み干した。

一方的に話し終えてスッキリしたのか「次の人は、私に惚れさせてみせるわ」と自己完結しマッチングアプリをダウンロードし始めた。

前向きになった彼女の腰を折らないよう、「頑張って」と終わらせたのだが…。

―本当に、『惚れた方が負け』なのだろうか?

1年前の出来事に思いを馳せながら、そんなことを考えていた。

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