
4月3日(金) 主要ニュース:LINEのスーパーアプリ戦略 / 原油急落でついに… 他
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4月3日(金)の主要ニュース

SBG ウィーワーク株取得を中止
ソフトバンクグループは、ウィーワークの株式買い付けを中止すると発表した。
最大30億ドル(約3,200億円)の株式公開買い付け(TOB)を実施する計画だったが、「必要な条件の一部が充足されなかったことから取りやめた」としている。
ブルームバーグによると、ウィーワーク取締役会の特別委員会は、「今回の動きに驚き失望した。ウィーワーク、そして従業員や元従業員を含む少数株主にとって最善の利益になる解決の達成に引き続きコミットする。特別委は訴訟を含めあらゆる法的選択肢を検討する」と表明したという。

渋谷区 LINEで住民票
渋谷区は、住民票の写しなどをLINEのやり取りで請求できるサービスを始めた。
本人確認は、顔写真と、免許証などの写真付き身分証をそれぞれスマートフォンで撮影し、照合する。発行手数料や郵送料はLINE Payで対応する。

SBとKDDI 5Gでタッグ
ソフトバンクとKDDIは、地方における5Gネットワークの早期整備を推進するため、合弁会社「5G JAPAN」を設立したと発表した。
5Gの整備には膨大な数の基地局が必要で、長期の工事や多額の投資が必要となることから、両社が保有する基地局などを効率的に利用することで、5Gの拡大を推進する。

AIで文書分析 14億円調達
AI開発スタートアップの「コージェントラボ」が、14億円を調達したと発表した。
コージェントラボは、AIで文書を読解する「Kaidoku」などを手掛けている。膨大な文書から必要な情報を探すためには、キーワード検索などが必要となるが、Kaidokuは文書のテキスト同士の相関関係などをAIで分析し、ユーザーが求める情報の抽出をサポートする。
調達資金はKaidokuの多言語化などに充てるとしている。

買取価格比較サイト 資金調達

将棋大賞にAIの「エルモ囲い」
2019年度に活躍した棋士を表彰する「第47回将棋大賞」の受賞者が発表された。
最優秀棋士に渡辺明三冠、最多勝利賞に藤井聡太七段が選ばれたほか、将棋の斬新な戦法に贈られる「升田幸三賞」を、将棋ソフト「elmo」が広めた「エルモ囲い」が受賞した。

米 新規失業保険申請が倍増
アメリカ労働省が2日発表した2020年3月28日までの1週間の新規失業保険の申請件数は、664万8,000件だった。
過去最多だった前の週から倍あまり増加し、2週間の合計は1,000万人に迫った。

米シェール企業 経営破たん
アメリカのシェール開発企業「ホワイティング・ペトロリアム」が、日本の民事再生法に相当する連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。
サウジアラビアやロシアによる原油の協調減産の打ち切りで原油価格が急落し、採算が取れなくなったことなどが要因。
こうしたなか、トランプ大統領は近くアメリカの石油会社と会合を設ける予定で、ブルームバーグは、サウジからの原油輸入に関税を課す可能性などを検討すると報じている。

トランプ氏 イラン「奇襲」警告
トランプ大統領は1日、イランやその支援を受ける勢力が、イラクに駐留するアメリカ軍に「奇襲攻撃」を行う可能性があるとの見方を示した。
自身のツイッターに「イランやイランの支援を受ける勢力が、イラクの米軍や施設に奇襲攻撃を計画している」と投稿。「実際に起これば、イランは多大な代償を支払うことになるだろう!」と警告した。

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