婚活ひとり飯 Vol.9

5コ下の彼との初デート。年下男が放った一言で、35歳女の心に春が訪れた瞬間

男性がひとりで外食するのは受け入れられているのに、未だに世間では、女性がひとりで外食するとなると敷居が高い。

しかし最近、女がひとりでも気軽に入れるハイセンスなお店が増えているのをご存知だろうか。

広告代理店に勤務する桜木佳奈も、最初は「女性ひとりでご飯なんて」と躊躇していた一人だ。

時は、2019年。35歳の佳奈は、婚活に奮闘していた。

だが、涙のラザニアや、多様性溢れるウニのクロスティーニなど“女ひとり飯”をしていくうちに、年下の賢人と出会い、人生も回り始めていき…。


「んんーこれは違うかな…でもこっちだとちょっと老けて見える?」

さっきから私は、クローゼットと鏡の前を何往復しているのだろうか。

今日は、待ちに待った賢人とふたりでご飯へ行く日。それなのにさっきから、洋服が全く決まらないのだ。

いつからだろう。少し前まで似合っていた洋服が、突然似合わなくなったのは。

膝上のスカートは急に野暮ったく見え、ちょっとしたプチプラ服は(20代の頃は似合っていたはずなのに)、急に素材のアラが目立つようになり、本当にチープに見えてしまう。

年齢でカバーできない今、勝負すべきはいかに上質な洋服を選ぶかにかかっている。値段よりも重視すべきは、“素材感”なのだ。

そんなことを痛感しながら、私は2時間近くコーディネートを悩んでいた。

「綺麗なお姉さんって感じがいいのかな…」

結局私はBORDERS at BALCONYのワンピに、ジュゼッペのピンヒールで、約束のお店へと向かった。

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