男性がひとりで外食するのは受け入れられているのに、未だに世間では、女性がひとりで外食するとなると敷居が高い。
しかし最近、女がひとりでも気軽に入れるハイセンスなお店が増えているのをご存知だろうか。
広告代理店に勤務する桜木佳奈も、最初は「女性ひとりでご飯なんて」と躊躇していた一人だ。
時は、2019年。35歳の佳奈は、婚活に奮闘していた。
だが、涙のラザニアや、多様性溢れるウニのクロスティーニなど“女ひとり飯”をしていくうちに、年下の賢人と出会い、人生も回り始めていき…。
「んんーこれは違うかな…でもこっちだとちょっと老けて見える?」
さっきから私は、クローゼットと鏡の前を何往復しているのだろうか。
今日は、待ちに待った賢人とふたりでご飯へ行く日。それなのにさっきから、洋服が全く決まらないのだ。
いつからだろう。少し前まで似合っていた......
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この記事へのコメント
何かこの表現、面白い😆
しかし美味しそうなクロワッサン。これ、是非とも食べてみたいなぁ✨
恋愛どうこう抜きにして、この日はいい日だったのでは?☺️
クロワッサンもその女の子に頼まれて買ったついでにもうひとつ買った。