洋食って子供のころから大好きだった!無性に食べたくなる懐かしい味4選


オムライス、ビーフシチュー、ナポリタン…。

時々ふっと心によぎったが最後、無性に食べたくなってしまう、昔ながらの洋食の味。

誰もが子供の頃から食べているあの味が楽しめる、都内厳選の名店をご紹介しよう。

レンガの壁やガラス製のランプなどがレトロな雰囲気を醸し出す店内

ふわとろに仕上げる“空飛ぶ花咲オムライス”『グリル満天星』

「天皇の料理番」として知られる秋山徳蔵氏に師事した、窪田好直氏が総料理長を務める『グリル満天星』。

フランス料理で鍛えたシェフが、日本人の口に合うように工夫を重ねた昔懐かしいメニューが堪能できるとあって、財政界、文壇をはじめ芸能界にも多くのファンをもつ有名老舗洋食屋だ。

「オムレツライス ドゥミグラス」(1,800円)

大人の隠れた子供心をぐいぐい惹きつける魅力的な洋食メニューが揃う中で、一番の人気は「オムレツライス ドゥミグラス」だ。

ケチャップライスに使用するのはこだわりの「ベーキライス」。8種の野菜と米をブイヨンで炊き上げ、旨味をしっかりと染み込ませたベーキライスにケチャップとトマトペーストをからませる。

オムレツには平飼いの無添加・無農薬の赤卵を贅沢に使い、絶妙な火加減と技でとろとろの半熟状態に仕上げる。

そのオムレツがくるりと宙を舞い、ケチャップライスに着地すると、ふわとろの花が咲くオムライスが完成!

具材の小海老と帆立、グリーンピースで彩りも豊かに。野菜たっぷりのベーキライスは食感も楽しい

最後に、仔牛の骨、牛スジ、たっぷりの香味野菜を10日間かけて煮込む自家製ドゥミグラスに、ケチャップをプラスした専用ソースをまわしかけると、ビジュアル最強の逸品に。

トマトの酸味と卵のまろやかさ、とろみがあるのにもったりとしていない、コクのあるドゥミグラスが黄金比で混ざり合う至福の味わいはやみつきになること間違いなし。

すっと舌に溶けていく滑らかなソースは、どこまでも優しい

お箸でもほぐれるほど!柔らかい牛肉がたまらない『ヨシカミ』

浅草六区通りのランドマーク、ROX周辺の騒がしさを背に少し歩くと、温もりあふれる手描き文字と、懐かしいタッチの看板が顔をのぞかせる。そう、洋食の名店『ヨシカミ』だ。

この店の看板メニューは、濃厚なソースが自慢の「ビーフシチュー」。創業以来受け継ぐデミグラスソースで3~4時間かけて煮込んだ牛肉は、お箸でもほぐれるほどの柔らかさだ。

赤いギンガムチェックのクロスの上で、出来立てをハフハフしながら食べる瞬間の、言葉にならない口福感たるや。

パンよしご飯よし、ワインよし。何とでも合うこのデミグラスソースは、浅草洋食の最高傑作!

店の中央に位置するオープンキッチンでは、総勢9人の職人たちがそれぞれの持ち場で次々と注文をこなす

約50年前から変わらない店の中央に位置するライブ感溢れるオープンキッチンで、手際良く注文をこなす職人たちが奏でる音と、漂う香りが胃袋を刺激する。

五感で感じる「美味しい」が、ここにはある。

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