春デートで訪れたい華やかな新店5選！美意識を感じられる逸品を堪能しよう

暖かく穏やかな、春がやってきた。

東京のレストランシーンも、この華やかな季節に相応しい新店が満開だ。

今回は艶やかな料理と出合える、春デートにぴったりの人気店を5軒、紹介する！

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2022/11/24 OPEN

店名の「CIRPAS」という単語。聞いたことがないと思ったら、店のコンセプトを表す造語であった。

そこには、東京のレストランシーンに「CIRCURATION（新しい流れ）」を「PASSION（大いなる熱量）」を持って生み出す、という新進気鋭たるシェフの気概が込められている。

装飾的要素を敢えて排したストイックな空間では料理が主役。

繊細な指先と感性、確かな技が創り出す料理は圧巻の美しさ

昆布締めにした牡丹エビとクリーミーなバターナッツ、そしてキャビアの柔らかな塩味とが口の中で融合する一品。

ミネラル感を持つ白ワインが非常によく合う。

表面の鱗が美しい金目鯛のひと皿は、一度は身から外して乾かした鱗を再び纏わせ焼く、という手のかけよう。

なお、その時期に最善の素材で構成するため、日によって一部素材が変わる可能性があることをご承知おきのほど。

料理は全ておまかせコース（27,500円）の一例。

厨房で陣頭指揮を執る吉田 能さんは専門学校卒業後、パリの『ドミニク・ブシェ』で経験を積み帰国。

『ピエール・ガニェール』を経て、銀座『ドミニク・ブシェ』でエグゼクティブシェフとして活躍した経歴を持つ。

が、2022年11月にこの店のシェフに就任するまでのキャリアがユニーク。料理系YouTuber「George」として、ブレイクを果たしてしまったのだ。

吉田シェフは登録者数75万人のYouTuber！

「George」という名義でコロナ禍に一念発起し始めたYouTubeでは、プロの技術を惜しみなく披露。

開設して2年でメガコンテンツに。

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ガストロノミックな世界とは異なるフィールドで得た知見も加わり、ここ『CIRPAS』では、自身が考える“最高”を表現していきたいと意気込む。

「才気煥発」という表現が相応しいホープの料理はセンセーショナルだ。

■店舗概要
店名：CIRPAS
住所：港区白金台4-2-7 1F
TEL：03-5422-9797
営業時間：［一部］17:00～
　　　　　［二部］20:00～
定休日：不定休
席数：カウンター8席、個室1（4席）※要予約（2ヶ月前の1日より受付）

2022/12/18 OPEN

重厚なカウンターにウルフギャングのイズムを感じる

アメリカ生まれのダイナミックなステーキを楽しめる店として、真っ先に思い浮かべる人の多い『ウルフギャング・ステーキハウス』。

ジュージューと音を立ててテーブルに登場する大きなステーキはシグネチャーディッシュだが、この肉を日本が誇る牛肉の調理法「鉄板焼き」で、という新機軸を打ち出した店が銀座に登場した。

あのプライムビーフが目の前で焼かれる興奮たるや！

約450㎡の店内には、広々とした鉄板焼きカウンターが点在。うち2台は窓際に面しており“目に美しく舌に美味しい”、一挙両得なディナータイムが過ごせる。

食材を焼いている最中の音や匂い、見事な手さばきといったライブ感が楽しめる「CHEF'S TABLE」コースは24,200円～。

そして、コースの主役となる牛肉は、当然ながらウルフギャングクオリティ。アメリカ農務省が最高級品質と認めた「USDAプライムビーフ」を、専用の熟成庫でドライエイジングさせたものだ。

ウルフギャングらしいメニューも！

ステーキの印象が強いが、実はキャビアも定番のウルフギャング。

コースの前菜には、鉄板で焼きたてのブリニを添えたキャビアも登場。

エントランスから店内へと伸びるアプローチには黒玉石が敷き詰められ、左サイドには、シースルーのワインセラーが。

高級銘柄のボトルが所狭しと並ぶ。

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世界でここだけの特別な鉄板焼きは、一見＆一食の価値、大いにあり。

■店舗概要
店名：ウルフギャング・ステーキハウス TEPPAN
住所：中央区銀座1-8-19 キラリトギンザ 7F
TEL：03-6263-0161
営業時間：11:30～（L.O.22:30）
定休日：無休
席数：鉄板カウンター28席、個室5（計28席）、バーラウンジ20席

2023/1/16 OPEN

“肉の聖地”に新たに現れた、現代の酒池肉林を叶える桃源郷

「最高級の肉ならなんでもござれ」と、肉が主役の飲食店や精肉店を積極的に展開しているヤザワミートが、ついにチャイニーズに参入した。

場所は『ミート矢澤』『あげ福』と、系列店の中でも人気の高い店舗が軒を並べる五反田エリア。

華やかな経歴を持つベテラン・中里 卓さんを総料理長に迎え、本格的な広東料理をベースに、キラーコンテンツともいえる「肉」も、ふんだんにメニューに盛り込んでいる。

堂々たる艷やかな料理に思い出す、高級中華とはなんたるかを

「広東式焼き物入り 前菜6種類盛り合わせ」（3,200円）は、定番の叉焼や珍しいうなぎの叉焼など多彩。

奥から時計回りに、霧島黒豚とホタテを使いキャビアをあしらった「広東焼売」950円、ふかひれととびっこを乗せた「海老蒸し餃子」1,100円、「揚げ湯葉と海老の腸粉」（1,500円）は中華風蒸しクレープ。

最高顧問を務めるのは、中里さんの師匠にあたる陳 啓明さん。

ふたりが、かつて外資系ホテルの中国料理店でタッグを組んでいた時代に生まれた名品「くるみ担々麺」が、ここで復活したのも話題だ。

胡桃のペーストを使った濃厚かつ芳醇なスープは、一度体験すると忘れがたい味わい。

しかも、ヤザワミート厳選の豚ひき肉を使うなど具材もグレードアップ。

柔らかな赤身の「ランボソのステーキ」（6,000円）には、香港風赤ワインソースを。

珍しい香港スイーツも！

卵の容器をかたどった生地が可愛らしくて映える「名物 香港エッグワッフル」（1,850円）は、小倉あん、はちみつシロップと、季節のフルーツとともに。

“甘いものは別腹”と、平らげてしまいそう。

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最良の素材と卓越した技術が織りなす品々に浸りたい。

■店舗概要
店名：彬龍華66
住所：品川区西五反田2-14-13 リバーサイドニックハイム五反田 1F
TEL：03-5436-6600
営業時間：ランチ 11:30～（L.O.14:00）
　　　　　ディナー 17:30～（L.O.22:00）
定休日：月曜、第2・4火曜
席数：テーブル32席、カウンター4席、個室2（各5席）

2022/12/2 OPEN

圧倒的な夜景と独創的な美酒との合わせ技に幻惑される

2020年10月に日本初上陸した、アメリカ発のホテルブランド「キンプトン新宿東京」。

“ホテルデザイン界の寵児”として世界的に高い評価を得ているデザインオフィス・ロックウェルが手掛けるインテリアも注目の、ラグジュアリーライフスタイルホテルだ。

その最上階に、2022年12月、ルーフトップバー『86』がオープン。

禁酒法時代のニューヨーク・ウエストビレッジの86番地にあった“スピークイージー（闇酒場）”がモチーフになっている。

訪れる際は、まず1階のフロントに立ち寄ること。

スタッフにバー利用の旨を告げると、案内される。そして、最上階に到達すれば、窓際のテーブル席からは新宿新都心側のビル群や首都高速のジャンクションを一望。

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密やかな存在のバーながら、一度足を踏み入れればテラスから夜景を一望できて開放的、というギャップが心憎い。

“スピークイージー”にちなんだウイットに富んだネーミングと凝ったレシピで楽しませてくれるカクテルや、アジアにルーツを持つエグゼクティブシェフ・トーマスさんによるスパイスやハーブの効いたアジアンフードも個性的で、ここでしか味わえないエクスペリエンスに満ちている。

「トロのタルタル・ペペロナータ・サワードゥ」（2,500円）は、スターターにぴったりの一品。

「ホタテのダンプリングヌードルスープ」（2,800円）には、自家製XO醤ソースを添えて。

大人だけが使いこなせる、切り札となる一軒だ。

■店舗概要
店名：86
住所：新宿区西新宿3-4-7 キンプトン新宿東京 17F
TEL：03-6258-1414
営業時間：【月～木・日】18:00～（L.O.23:00）
　　　　　【金・土】18:00～（L.O.25:00）
定休日：不定休
席数：カウンター8席、テーブル4席、テラス10席、スタンディング8名相当

2022/11/10 OPEN

日本の魚×メキシコの食文化というガストロノミックなタコスに驚嘆する

2018年にオープンしたタコス専門店『ロス・タコス・アスーレス』の登場は、日本におけるタコスのイメージをまたたく間に塗り替えた。

メキシコの希少なトウモロコシ「ブルーコーン」を店で製粉。それを使った生地を、カウンターに設えた鉄板でその都度焼いて手をかけた具材をのせ…と、寿司店のようなスタイルでタコスを楽しめるレストランは前代未聞。

オーナーシェフのマルコ・ガルシアさんは、国内外のフーディーの間で注目の存在となった。

繊細な手技と日本の食材から生まれるタコスは新たな体験を呼ぶ

昨年、恵比寿に開いた2号店『TACOS BAR』では、新たなチャレンジとして“日本だからこそ極められるタコス”を追求。

その結果、具材は甘鯛、ワカサギ、ズワイガニ、桜エビ、白子etc.、その季節ならではの新鮮な魚介類のみに。

おまかせコース（15,000円）ではそれらを焼く、揚げる、トウモロコシの生地と混ぜてバナナの葉に包んで蒸すなど、それぞれに適した調理を施し、サルサを添える。

ここでしか味わえない、ネクストレベルのタコスに喝采を送りたい。

シンプルなカウンターと深海をイメージしたブルーのタイルが印象的な内装は、中目黒『蔦屋書店』の壁画なども手掛ける建築家・岩村寛人さんによるもの。

日本料理へのリスペクトが高じて来日し、タコスの専門店を持つに至ったマルコさん。

Netflixのドキュメンタリー番組『タコスのすべて』でもクローズアップされた。

■店舗概要
店名：TACOS BAR
住所：渋谷区恵比寿西2-7-1 スズキビル 1F
TEL：03-6416-0740
営業時間：18:00～（L.O.22:00）
定休日：日曜、月曜
席数：カウンター7席、テーブル14席 ※要予約

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春デートにぴったりの華やかなレストランで、素敵な時間を過ごしてみてはいかがだろうか。


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※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。