婚活ひとり飯 Vol.5

「誰とも“しっくり”こないんです...」突然の男の独白に戸惑った女が、咄嗟にやったコト

男性がひとりで外食するのは受け入れられているのに、未だに世間では、女性がひとりで外食するとなると敷居が高い。

しかし最近、ひとりでも気軽に入れるハイセンスなお店が増えているのをご存知だろうか。

広告代理店に勤務する桜木佳奈(35)も、最初は「女性ひとりでご飯なんて」と躊躇している一人だった。

だが婚活に奮闘しながら涙のラザニアや、思い出弾けるスフレオムレツなど“女ひとり飯”をしていくうちに、人生も回り始めていき…。


マッチングアプリで出会った男


金曜20時。六本木交差点にほど近い、会員制の高級居酒屋で、私は“だいすけさん”とカウンター席に隣り合って座っている。

「カナさんの、ご趣味は?」
「飲んで食べること、ですかね...」
「そうなんですね!だからお店とか、お詳しいんですね」

何を隠そう、彼はマッチングアプリで発掘したイケメンだ。

都内の大手コンサル会社勤務の35歳、独身。
年収1,800万(推定)。
身長180cm、アウトドア派でサッカーが好き。
一緒にお酒を飲んで楽しめる子を希望。女性には結婚後も働いて欲しい。
バツナシ子ナシ、結婚願望アリ。

全てがぴったりで、私は自分からいいねを押してみた。すると向こうからもすぐにいいね返しが来て、見事にマッチング。そこから何度かメッセージのやり取りをし、会うことになったのだ。

—なぁ〜んだ。意外に、恋愛って簡単にできるじゃない。

マッチングをして、すぐにデートの約束まで漕ぎ着けられ、私は完全に浮かれていた。

だが現実はそんなにも簡単なものではないということを、この1時間後に悟ることになるのだ。

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