フォロー・ミー! Vol.6

「ただの同僚だと思っていたのに…」2人が急接近した、休日出勤の出来事

「えっ?」

―行きたいけど、今夜は宮部さんと約束が…。

本音では拓郎と一緒にいたいと思っている梓だが、順也との約束を破るわけには行かない、一瞬の間に色々考えてみるが断る以外に思い浮かばなかった。

返事につまっている梓に、「あ、予定あった?」と拓郎は聞いてくる。

「すみません。今日はこの後ちょっと予定が…」と申し訳なさそうに答える梓に、「だよね、週末の夜だしね」と拓郎は、苦笑いの表情を浮かべた。

「だ、大学時代の友達と約束があって」

梓は、予定を聞かれてもないのに咄嗟に嘘をついてしまう。

「そっか。楽しんできてね。そしたら、そろそろここ出なきゃじゃない?」

梓の言葉を疑うことなく屈託なく話す拓郎をみて、胸がチクリと痛む。


ー少し遅れちゃいそう…。

お台場についつい長居してしまい、待ち合わせの時間ギリギリになってしまった梓は、急ぎ足で順也との待ち合わせ場所の『リストランテASO』へと向かった。

「すみません、仕事だったので、少し遅れてしまって…」と謝る梓に順也は優しく微笑んだ。

美味し......


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