御三家ウォーズ Vol.11

「本番1週間前に、嘘でしょ…」合格のためにすべてを賭けてきた親子を襲った悲劇

御三家。それは、首都圏中学受験界に燦然と輝く、究極の伝統エリート校を指す。

男子は開成・麻布・武蔵。女子は桜蔭・女子学院・雙葉。

挑戦者を待ち受けるのは「親の力が9割」とも言われるデス・ゲーム。

運命の2月1日、「真の勝者」は誰だー。

◆これまでのあらすじ

深田 彩はある日、息子の翔から、男子御三家・麻布中学校に入りたいと言われ、受験を決意した。

二人の必死な努力の結果、ママ友からの妨害も乗り越え成績は上り調子。ところが秋になって急に、成績が下降しはじめる。

焦る彩だが、それでも二人は、麻布を諦めないと誓い合ったのだった。


「最後の模試は、麻布合格率40%か…」

12月下旬。最後の模試の結果が出てから2時間、彩はこれまでの試験結果をテーブルに並べ、一人リビングで唸っていた。

―6年生の7回の模試で、80%を超えたことは一度もない。調子が良かった6年の前半で2度60%が出て、9月以降は20~5......


この記事へのコメント

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No Name
受験の時期が本当、どうにかならないものか。インフルエンザ怖すぎ。
2019/12/21 05:3499+返信2件
あお
うーん。学校を1ヶ月も休んで、受験勉強。そこまで、魅力的な学校も凄いし、努力する姿勢も凄いと思う。その反面、公立が魅力がないのが、心配。産まれた家によって、教育格差が生まれるのが良いことだとは、思えないなぁ。
2019/12/21 05:2299+返信24件
No Name
この親子を見ていると心から応援したくなる。本当に。
2019/12/21 05:2699+返信2件
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