ミーハー女 Vol.11

「彼女がいても、好き」思いを止められなくなった女が口走った予想外の言葉

日々、新しいショップやレストランがオープンし、アップデートを繰り返す街・東京。

東京で、そのすべてを楽しみつくそうとする女を、時として人は「ミーハー女」と呼ぶ。

ミーハー女で何が悪い?

そう開き直れる女こそ、東京という街を楽しめるのだ。

PR会社に勤務するミハル(27歳)も、最新のものをこよなく愛する「ミーハー女」である。

ただミハルの場合は、恋愛においてもミーハーであり、それが人生を少しだけハードモードにしていたのだ。

◆これまでのあらすじ

PR会社で働くミハル。仕事で一緒になった匠と恋愛話を繰り広げているうちに、自分の中での匠の存在が、今までとは違う何かに変わっている気がしていた


けたたましく蒸気を吹き出すコーヒーメーカーの音と、店内を流れるゆったりとした音楽。鼻の奥はふんわりと柔らかくも、ビターな匂いで溢れている。

ミハルは何も予定がない土曜日を、家の近くのカフェで雑誌を読んで過ごすことに決めているのだ。

席に着きコーヒーを片手に雑誌を開くが、テ......


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