年末ムードが盛り上がってきて、忘年会の店選びに頭を悩ませる季節がやってきた。
冬の定番とも言える鍋は忘年会にもぴったりだが、せっかくだから見慣れた鍋ではなく、既視感のない鍋で皆を驚かせたい。
見た目も、味も新感覚な”蒸し鍋“ならば、大人たちの記憶に残る会にできるはずだ。
洗練された裏赤坂の地で一風変わった蒸し鍋を
六本木通りから一本入った場所にある白い一軒家。裏通りひっそりと佇むお忍び感と、建物の存在感のギャップに驚くはずだ。
“蒸し鍋”という新しきジャンルの鍋を楽しめる『蒸幸』は、ゆったりとした席間とダウンライトが心地よい。
店に入って真っ先に目に入るのは、各テーブルに置かれた円錐形の鍋蓋。見たことも無いこの鍋蓋で、経験豊富な大人たちもがっちり心を掴まれる。
『蒸幸』で楽しめる鍋の最大の特徴は、全部で3段階の進化を遂げること。
年末年始のこの時期、冬季限定の特別コースが贅沢だ。1月末までの「忘新年会コース」(¥10,000/3名~予約可能)は、前菜に、蒸す具材は人気の車海老、蛤などの全4種、そのあと鍋やしゃぶしゃぶを楽しめる。
また〆には麺、そしてデザートという大満足なラインナップだ。
海老は生きたまま蒸され、踊る様子を見ることができる。鮮度の良さは贅沢そのものだ。蒸しざるの下に張られている出汁は、鶏ベースと豚骨ベース、それぞれ8時間かけて作ったスープをあわせたもの。
3段階の味変で最後まで楽しめる!
豪華な海鮮食材を蒸す、その旨みが落ちたスープでしゃぶしゃぶ、すべての旨みが落ちたスープで〆のラーメンをいただく。「最後の一滴まで食べたい」と思わせるスープはこうして出来上がるのだ!
1.まずは新鮮な魚介を蒸していただく!
コースの魚介を数回に分けて蒸し上げる。
一年の労をねぎらう会にふさわしく、具材も豪華。ふっくらと蒸し上がる鯛の身や、食感が楽しい手長ダコ、さらにはアワビまで。具材はシーズンごとにどんどん増えていき、魚介好きにはたまらない。
2.魚介の旨みが詰まった出汁で豚しゃぶを!
魚介から滴り落ちる旨味たっぷりの出汁、そこに程よく脂が乗ったイベリコ豚をくぐらせる。
極上スープと絶妙なハーモニーを奏でる豚の甘みは、極上の味わいだ。イベリコ豚の甘い脂がスープにも溶けだして、出汁の味わい深さは更に深まっていく。
加えて旬の野菜も満載でボリュームはたっぷり。大人数でも十分に楽しめる。
3.〆はツルツルの特注麺でフィニッシュ!
〆の麺にもこだわりが光る。ラーメン界のカリスマ・故佐野 実氏のDNAを受け継ぐ『支那そばや本店』に依頼したという特製麺。
新鮮な卵を使用し、スープにからみやすい太さへ、ミリ単位で調整している。
アラカルトで、さらに具材をもっと豪華に!
定番の具材に加えて、フグの白子(時価)をオーダーすることも出来る。白子特有のクリーミーさはたまらない。
新鮮な具材たちは、そのままでももちろん美味しいが、2種類のタレに付ければまた違った味わいに。鹿児島産醤油と中国産の醤油をブレンドしトウチを利かせた醤油ベースのタレ、またはピリ辛でゴマベースのタレが楽しめる。