呪われた家 Vol.13

いよいよ決別の時・・・。「あの家には戻らない」と決意した女に忍び寄る、足音の正体とは

結婚と同時に女に待ち受けるのは、“義実家”という呪縛。

奇妙な風習、監視の目、しきたり、そして義家族たちの薄笑い…。

夜な夜な響くその声は、幸せでいっぱいだったはずの新妻の心を蝕んでゆく。

◆これまでのあらすじ

看護師の岡林沙織(26)は、恋人の清川宗次郎(28)からプロポーズを受け、1年の交際を経ていよいよ結婚することが決まった。

だが数々の奇妙なしきたり、また舅の成一郎に理不尽な罵倒をされ、限界を感じた沙織。妊娠しているかもしれない自分の体を気遣いながらも館を出ようと決意する。

しかしある夜、階段から“何者かによって”突き落とされた沙織は救急車で運ばれてしまう。

誰かが命を狙っている?それとも…


広沢看護師長と同僚の実花の配慮のおかげで、沙織は今「面会謝絶」の状態だ。

その後も千鶴子や瑠璃など家族が押しかけてきているそうだが、病院は毅然と対応してくれている。もちろん、宗次郎も来ているが…。

―もう、宗次郎とも会う気になれない。

連絡を断つために、スマホの電源......


この記事へのコメント

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No Name
朝美さん、大丈夫なんだろうか…
2019/11/08 05:1299+返信2件
No Name
朝美さん、やっぱり良い人だったんだ!
ご無事でいる事を祈ります。
2019/11/08 05:5399+返信1件
No Name
おそらく、朝美さんも清川家を出て、離婚の話がすすんでいるのでしょう。
彼女は賢い女性なので、離婚を申し立てる証拠はそろえているはずです。
当初は、跡取りの京一郎くんさえいれば、朝美さんは用無しだと思われていたものの、親権争いとなると日本では母親が有利なので、現実を知って清川家は大騒動。
こうなったら、いっときも早く沙織を連れ戻して、跡取りになる男の子を産んでもらわねば!彼女なら自分たちの思い通りに
なるはずだと思われていると思います。
頭の回転が遅く、行動力もないので、清川家にとっては好都合・・・

以上、朝から勝手な想像をしてみました。
2019/11/08 06:3699+返信2件
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