マリコさん:実は私…彼と出会うまでは男性をコケのように扱っていました。トンズラやLINEブロックは当たり前でした。
男性から来たLINEに、既読だけ付けて即座にブロックしたり。まったく記憶にない人だったので、顔写真を要求したら全然タイプじゃなかったんです。
そのほかにも「つまらないなぁ~」って思ってた合コンで会費を請求されて。その時は必ず「手持ちがないから口座振り込みでも良いですか?」と言って、ばっくれたりもしてました…。
東カレ編集部:マリコさん自身も同じようなことをしていたんですね。
マリコさん:手前味噌ですがとてもモテるので、男性の気持ちを考えたことがなかったんです。
基本的に合コンでは最低でも1人からは後日会いたいと連絡が来るし、多い時には男性陣全員から私にだけ連絡が来たこともありました。
クラブに行けば必ずVIPのお声がかかるし、大学時代には私のファンクラブができたことも。
東カレ編集部:マリコさん、すごいモテるんですね。
マリコさん:出会いの場では、男ウケを狙ったファッション・メイクはもちろん、可愛いだけの女にならないように会話の中に適度なユーモアを含めるよう努めています。
具体的な例が少し難しいですが、男性のトークにうなずくだけでなく、相手の話に対して面白みのある返しをするといった感じで。自分から面白ネタを披露するのではなく、相手の面白ネタに対して粋な反応をするんです。
相手が「鉄板ネタの自己紹介やっていい?」みたいな感じで披露してきたら「実は私も…」と言って披露してみたり。その場の空気を読んだ反応をしてました。
東カレ編集部:慣れてる感じですね。出会いの場にも、よく足を運んでいましたか?
マリコさん:食事会もたくさんやりましたね。大学時代は少なくても週3回、社会人になってからは月2回くらい。マッチングアプリも4つほど掛け持ちしてました。
そうやっていろんな人と出会って、タイプじゃなければ相手の気持ちも考えずにトンズラを繰り返して。
しかし自分が被害者になってみてトンズラされる辛さを知りました。それからは面倒臭くてもきちんと別れを告げるように改心しましたね。
東カレ編集部:辛い失恋が、いい経験になったんですね。
東カレ編集部:広告マンの元カレが今、どうしているかは全然知らないんですか?
マリコさん:全く分からないです。最後の電話以降、自分から連絡を取ることもしませんでした。
とにかく私が大好きだったので、連絡したくてたまらない時もありましたが…思い返してみると、こちらの一方通行で彼の誠意や愛情を感じられる出来事は少なかったです。
泣かされる事の方が多かったので、このままだとずっと不安な気持ちだし、今が潮時だと思いこちらからは連絡を一切しませんでした。
なので他に彼女がいたのかどうか、本当のところは今も分かりません。共通の知り合いもいなかったので。…ちなみに、私の同期が彼のInstagramアカウントを発見しましたが特に女の影はありませんでした。
東カレ編集部:彼を忘れる努力をしたんですね…。でも、そんなにヒドイ彼なら、付き合う前から怪しい気配があったんじゃないですか?
マリコさん:これといった決定的な出来事はありませんが…今思い返せば次回のデートの約束が3週間後だったり。
夜に電話が掛かってきて私が出れず、3分後に折り返したら返事は翌日に、なんてこともありました。今思えばトンズラの予兆だったのかもしれません。
それから、休日に映画を観に行く約束をしていて。13時に日比谷で待ち合わせていたのに、彼は時間になっても現れなくって。「まだ着かない?」とLINEすると「ごめん、寝ちゃってた。映画来週にしよっか」と。
もう着いてるんだけど!と抗議すると「え~ごめん。じゃあ向かうわ!それとももう遅い?」って。結局、彼がやって来たのは2時間半後でした…。
東カレ編集部:もはや怖いです…。
マリコさん:あ!そのほかにもありますよ。彼から珍しく「明日、お昼に会えない?」というLINEが来たことがあったんです。
翌日は友達とランチの予定が入っていたから「14時過ぎなら会えるよ」と伝えたら「終わったら連絡してね」と返ってきて。
当日、ランチ後に連絡すると返信はなく、電話も出ず…そして夜の8時くらいにキャラクターが謝罪しているスタンプだけが送られてきました。
東カレ編集部:マリコさん…付き合う前から怪しい出来事、いっぱいあるじゃないですか…!(笑)
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