マッチングアプリにお食事会、コリドー街といった歓楽街でのナンパなど…。
令和の時代は、日常生活で知り合うことのない人々との出会いで溢れている。
そこで東カレ読者から「20代男女の恋愛事情」を募集したところ、生々しい体験談が続々と集まった。
その艶やかな日常を、ほんの少し覗いてみよう。
Vol.1 天罰が下った女
名前:マリコ(仮名)
年齢:24歳
職業:銀行一般職
美人は、生涯で3,000万円トクをする。
巷ではそんな風に言われるが、果たしてそれは本当なのか。
今回話を聞かせてくれた美人OL・マリコさんは、これまでの人生において恋愛で悩むことはなかったという。食事会に行けばデートの誘いが殺到し、学生時代にはマリコさんのファンクラブ(!)ができたほど。
そんなモテる彼女が初めて大失恋をしたとき、脳裏によぎったのは「因果応報」という言葉・・・。詳しく話を聞いてみた。
◆
東カレ編集部:マリコさんが失恋した人って、どんな人だったんですか?
マリコさん:同い年の大手広告マンです。知人が開いてくれた食事会で出会った彼は、関ジャニ∞の大倉くん似のイケメン。ひと目見たときから私のタイプだったので、ものすごく気になりました。
それから3か月間のうちに5回ほどデートを重ねて、晴れて付き合うことになりました。
東カレ編集部:なるほど。付き合うまでは順調だったんですね。
マリコさん:はい。だけど彼は大手広告会社の人事部だったから、すごく忙しくて。当時は就活シーズンだったし、デートは2週間に1回くらいで。
でも、それでも良かったんです。付き合う前のデートで、友人に紹介したとき「マリコのことを大切に思ってる」と宣言してくれたし。
東カレ編集部:それは嬉しいですね。
マリコさん:はい…でも、いざ付き合い始めると全く会ってくれなくて…2か月の間に1度も会えませんでした。
東カレ編集部:2か月会わないというのは、明らかにおかしいですよね…?
マリコさん:そうなんですね。私は好きな人の言うことだから本当に忙しいのだろうと信じきっていました。
でも周りの友達から、他に女がいるに違いないから早く別れろと諭されて。別れることを決意しました。…会える機会を待っていたらいつになるか分からなかったのでLINEで。
東カレ編集部:彼からは何て返ってきたんですか?
マリコさん:彼にお別れのメッセージを送ったら、すぐに電話が掛かってきました。向こうは「久しぶり~!いきなりどうしちゃったの?」といった軽い感じで。
もう別れることを心に決めていたので、怒りモードで話し始めたら、彼、電波が悪くて聞こえないフリをし始めて!こっちは声もはっきり聞こえるし、彼がいる駅のアナウンスまではっきり聞こえるのに…。
東カレ編集部:ひどすぎる…!
マリコさん:「電波が悪くて全然マリコの声が聞こえないよ~。一旦切ってすぐ折り返すね~!ごめんね~!」と一方的に電話を切られました。…それから今日に至るまで折り返しは来ていません。もちろん謝罪や弁明のLINEなども一切ないんです…。
東カレ編集部:それは酷いですね。
マリコさん:…でも、私も今まで、他の男性に同じようなことをしてきたから、しょうがないのかな。
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