2019.10.20
35年変わらぬ味を守り抜く!銀座のバックヤードを支える名店『みやざわ』
銀座で遊んでいる大人ならば、一度は必ず出会うであろう『みやざわ』のサンドイッチ。先代から現在のオーナー清水氏が35年前に経営を引き続く形で、コーヒー&スナックとしてオープンした。
なるべくお酒ではなく、食事を提供するお店にしたかったという清水氏の想いから、サンドイッチやオムライス、ハンバーグなど手軽に食べられる料理を充実させて開業したという。そのためメニュー内容から値段まで、ほぼ創業当時のままである。
ランチの時間帯はランチメニュー3~4種類のみ。サンドイッチなどは16時以降に注文できる。
食事メニューの出前も行う『みやざわ』は、銀座クラブでも御用達。 人気の「たまごサンド」は、多い日には1日100食出る。
タマゴの量に換算すると200個にも及ぶと言うから驚きだ。35年間変わらぬスタッフとともに、守り抜く優しい味わいは一度食べたら忘れられない。
その優しい味わいは、タマゴの混ぜ方にあるという。独特の粘りが出るように、黄味を潰しながら混ぜていき、白身はざっくりとスライサーでカット。
味付けはシンプルに、塩、コショウ、マヨネーズのみ。創業以来使用しているという板橋の『鈴木ベーカリー』から仕入れる無添加パンのふんわりとした食感が、タマゴの美味しさを引き立ててくれる。
オーナーの清水氏は「銀座のバックヤードとして、銀座の夜食を支えて行けたらという想いで35年間やってきました」と笑顔で語る。
銀座の夜とは、華やかなイメージがある反面、重要な仕事の接待や会食など勝負の場という側面もある。
そんな勝負に挑む前『みやざわ』の美味しい料理で胃を満たし、グッと気合いを入れてから向かう…というサラリーマンもいるのだろう。
そんな働く人を胃袋から元気にし、アットホームな雰囲気で癒してくれる『みやざわ』は、出前や手土産ではなく店の雰囲気も含めて楽しむべき場なのだ。
大阪で話題沸騰中の人気店がついに東京進出!『銀座サンド』
銀座7丁目という遊び慣れた大人たちが集う街に、2019年2月『銀座サンド』が誕生。
大阪・東心斎橋に本店を構え、姉妹店『北新地サンド』もオープンした大阪の大人気店が、ついに東京進出を果たしたとあって、既に話題沸騰中だ!
同店の人気NO.1のサンドイッチは2012年に発売を開始した「タマゴカツサンド」だ。
まず注目したいのは、タマゴカツの部分。揚げているとは思えないほど、中のタマゴが柔らかく、ふわふわ。まるでスクランブルエッグに衣を付けて揚げたような、唯一無二の食感がここにある。
味のポイントとなっているのが、カツを包むかのようにたっぷりと塗られた自家製マヨネーズだ。
甘みとコクを感じられる自家製マヨネーズが、口のなかでタマゴカツを合わさる瞬間、絶妙なハーモニーを生み出す感覚が堪らない。
水分量の多い柔らかなパン、そしてカリッとした衣、その後すぐに柔らかなタマゴと、交互に感じる違った食感がクセになる。1つ食べたら、2つ、3つと食べたくなる美味しさだ。
夜の街へと繰り出す時、こんな手土産をもって行けば一目置かれること間違いなし。
必ず銀座の夜の定番となること間違いなしの新店『銀座サンド』は今がイキドキだ!
うどんだけじゃない!出汁巻き玉子ドックも絶品『麺散』
2018年9月に誕生した讃岐うどん専門店『麺散』。同店を手がけたのは、フィッシュバーガーの人気店『デリファシャス』の仕掛け人としても有名な岡田茂氏。
「デリファシャス」での経験から「多くの人が訪れてくれる人気店もいいが、やはり週に2、3度でも食べたくなるようなお店をやりたい」と思ったと語る岡田氏。
そこで考えたのが、原宿の真ん中で一杯450円の毎日通えるうどん屋を作ることだったという。
同店を訪れると、もうひとつ気になるのが店先のキッチンカー『ONE』。ここで販売されているのが「出汁巻き玉子ドック」だ。
鰹の一番出汁を使用して作り上げる出汁巻き玉子を、キッチンカーで焼き上げ、パンにサンドし供するこの一品は、必食の美味しさ!
パンには甘醤油バターを塗ってから焼き上げ、ハニーマスタードソースを一緒にサンドすることで、主役の出汁巻き玉子と脇役のパンの相性をバチッと合わせてくれているのだ。
『デリファシャス』で培った主役とパンの相性を高めるためのソースの重要性を熟知した岡田氏だからこそ考案できた究極の一品と言えるだろう。
アツアツの出来たてを頬張ると、出汁巻き玉子のとろりとした食感に、すぐさまパンの甘塩っぱい醤油の香りと、ほんのり酸味と辛味を感じるソースが見事な一体感与えてくれる。
プレーンの他にも、「チーズ」(800円)、「明太子」(800円)、「九条ネギ」(850円)など5種類を用意。
ゆっくりとうどんを味わうもよし、ちょっと立ち寄って「出汁巻き玉子ドック」をテイクアウトするもよし。原宿に誕生した新たな『麺散』は、毎日でも通いたくなる名店になること間違いなしだ。
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