オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.77

「ガッカリ…こんな女だったのか」デート翌日に女が取った行動で、男が一気に冷めた理由

解説1:その謎の挨拶は何!?


絶対に外したくない初デート。僕は気合いを入れて、芝にある『レストラン クレッセント』を予約した。

重厚感溢れる室内に、お城のような外観。そして東京タワーが一望できる個室・・・と、完璧な店だ。ここへ連れてきて嫌がる女性など、多分この世の中にはいない。

案の定、ひかりもとても喜んでくれて、僕が店へ着いた時には既に大興奮でウェイティングエリアの写真を撮っていた。

「ごめんね、待った?」
「全然。今来たところです。ここ、すごく素敵なお店ですね」
「うん。いいよね、このお店。」

そのまま個室へ通してもらうと、目の前にそびえ立つ東京タワーに、ひかりはもう恍惚の表情を浮かべている。

「武史さん・・・改めてこのお店、素敵すぎませんか?」
「はは、そんな喜んでもらえるとこっちも嬉しいよ」

ここまで喜んでもらえると、こちらも素直に嬉しい。連れてきた甲斐があったし、次はどこへ連れて行こうかな、などと考えてしまう。

こうして、僕たちの楽しい初デートが始まった。


「美容関係の広報って、どんなことをしているの?」

前回、仕事については軽く聞いた程度で、あまり詳しい話はしていなかった。僕は興味を持っていたので、彼女に質問をする。

「メディア対応をしたり、プレスリリース書いたり・・・色々です。SNS関連も担当していますが」
「そうなんだ。アカウント、教えてよ。ってかひかりちゃんって、すごく仕事できそうだよね」
「え、そうですか?嬉しい」
「うん。僕、頭いい子が好きでさ。ひかりちゃんと話していると楽しいし、頭の回転が早くて結構タイプなんだよね」

初めて会った時から思っていたが、気品があって知的な感じのする彼女はとても素敵に見えた。

可愛い子なんてこの東京に死ぬほどいるけれど、美人で知的で品のある女性は、そう簡単に見つかるものではない。

そんなことを考えていると、あっという間に時間は過ぎ、お開きの時間となってしまった。

「あぁ〜楽しかった!本当に、ありがとうございました」
「また来月、ご飯行こうよ」
「是非ぜひ!楽しみにしています」

—本当、この子いいな。

この時はそう思っていた。しかし翌日、ひかりのInstagramに投稿されていた1枚の写真と投稿文に、思わず言葉が詰まってしまったのだ。


—Hello October…..

一体彼女は、誰に何の挨拶をしているのだろうか。この挨拶は必要か?そして何よりも、二行目に書かれている英語の文章にものすごい引っかかりを覚える。

一応、僕はアメリカに住んでいた経験があるので英語は話せる。もう少しひかりは賢いと思っていたが、もしかするとあまり頭が良くないのだろうか・・・?

そしてこの疑惑の念は、次の投稿で確信に変わってしまった。

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