4品目「ラザニアのクランチな一面」
前述したように、マッシモ氏の思い出から誕生したのがこちら。カリッ&サクッとしたラザニア生地と合わせられたのは、ハンドチョップミートのラグーと軽やかなホワイトソース。
「上にトッピングされたラザニア生地が日の丸のデザインになっているのは、日本のお客様に向けた特別な演出です」とのこと。
5品目「ロッシーニ」は、有名な肉料理「ロッシーニ」をアレンジしたもの。
真空調理した柔らかな仔牛にフォアグラ、キャビア、サマーブラックトリュフのソース、ほうれん草、クリーミーなポテトが添えられた。
様々なソースで彩られた皿には、カルチャーを愛するマッシモ氏ならではの遊び心が表現されている。カラフルな抽象画のように、目でも楽しめるアーティスティックなメインだ。
「パンにソースをつけて、様々な味わいをお楽しみください」とマッシモ氏が言うように、最後まで楽しめる一皿に仕上がっていた。
6品目の「花盛りのシーザーサラダ」
テーブルにサーブされるのに合わせて、マッシモ氏が登場。「口を開けて」という言葉に従い、口を開けると右上にある瓶の液体を「シュッ」とひと吹き。すると口内に良い香りが!こうした演出もまた楽しい。
菊の花、エルダーフラワービネガー、乾燥チェリー、カモミールハニーを使ったドレッシングの香りは美しい庭を想わせる華やかさ!
葉野菜のミネラル感と食材のやさしい甘みが相まった新感覚の一皿だ。
最後のドルチェは、かつて日本人のスーシェフがタルトを落としてしまった経験を創作の糧として誕生したもの。
「バラバラになっても味が良ければいいはずだ」という逆転の発想のもと、パイ生地を大胆に崩した斬新な盛り付けが楽しい。
これにヴァーベナのソルベ、南イタリア産レモンのザバイオーネ(ソース)が加わり「おっと!レモンタルトを落としちゃった」というメニュー名の響きにふさわしい軽快さだった。
◆22:45
イべント終了! ゲストも大満足の様子
約3時間半のディナーが終わりに近づくと、マッシモ氏が会場に現れ、「今日はイタリアの伝統が与える喜びを皆さんと共有できたことに意義があると思っていますが、いかがでしたでしょうか?」と挨拶を始めた。
「私には生きる上で大切にしていることがあります。それは、朝起きてから夜寝るまでの間に何を選択するかということです。
だから、私は自分自身の感情が動くこと、揺さぶられることに素直に従います。また、私自身が幸せであることも重要だと思っています。
でも、それらの感情や想いを叶えるためには情熱が必要です。何事にも情熱を持って取り組む。すると、その情熱が表現に作用し、触れる人々の感動に繋がります。この情熱を、私は料理のひとつひとつのピースにはめ込み表現していきたいと思っています。
このイベントの開催に至るまで、アメリカン・エキスプレスのスタッフは私の本拠地であるモデナを訪れ、少しずつ丁寧に関係を築いてくれました。
今日のディナーは、私が世界各地で行っているイベントの中でも特別なものです。
イベントではシェフだけが賞賛されがちですが、素晴らしいパートナーとサービス、そしてお客様がいなければ成り立ちません。本当にありがとうございました」。
そう言ってシェフが締めくくると、美食の余韻に浸っていたゲストからは称賛の拍手が送られた。
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