オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.74

デート代、男がどこまで払うのが正解?「私も少し払います♡」と言ってくる女の本音とは

解説1:初デートは、せめて全部支払う気持ちを見せてほしい・・・


楽しみにしていた初デート。裕貴は、恵比寿にあるモダンチャイニーズを予約してくれていた。

「前に恵比寿に住んでるって言ってたよね?お家、近かった?それにしても、花ちゃんがまさかOKしてくれるとは思わなかったから、嬉しいな〜」

家からの距離も考慮してくれた上、とてもストレートに気持ちをぶつけてきてくれる裕貴。それがとても嬉しくて、照れながらも思わず笑顔になる。

「またまた、そんな。でも裕貴さんからそう言ってもらえるのは、すごく嬉しいです♡」

さらに、予約してくれていた『CINA New Modern Chinese 恵比寿本店』は素敵なお店で、私は裕貴のセンスを見直した。


「このお店、初めて来たんですが美味しい・・・!!雰囲気も良いし。素敵なお店選んで下さって、ありがとうございます。裕貴さんってセンスいいですね」
「実はここ、『うしごろ』が作ったモダンチャイニーズの店なんだよ」
「へぇ〜!!そうなんですか?知らなかった。私、食べるの好きだから、食の好みが合かどうかってすごく大事で」
「分かる!食の好みって結構重要なポイントだよね」

趣味が合うのも、食の好みが合うのも大事なことだ。

—裕貴さんとだったら、結構合うかも?

そう考えていた。しかし2軒目へ移動しようとなった時に、私は引っ掛かりを覚えた。

「この後、どうする?もう1軒行ける?」
「まだ帰りたくないし・・・行きましょう」

お互い盛り上がった気持ちのままタクシーに乗り込んだのだが、ふと気がついたことがある。

「タクシー乗っちゃおうか。目黒の方になっちゃうけど、僕の家の近くに良いバーがあって」

今まで、恵比寿でご飯を食べていた。ちなみに私の家は恵比寿だ。

しかし今から目黒の、裕貴の家の方へ移動しようとしている。

「分かりました」

—あれ?これって、彼の家に近づいてる?

それだけではない。軽く言った私の言葉に対する裕貴の対応に、少しだけ驚いた。

「あ〜美味しかったし楽しかった!さっきご馳走になったので、次は私が払いますよ」

社交辞令のつもりだった。

けれども裕貴はそのままの意味で受け取ったようで、当然のごとく乗ってきた。

「そう?ありがとう」

こうしてわざわざ裕貴の家の近くのバーまで行き、更に2軒目は私がきっちり全額支払い、解散した。

—なんか腑に落ちないのは、私だけ・・・・??

モヤっとした気分を抱えたまま、目黒から、恵比寿にある1軒目のお店に近い我が家へと、またタクシーで戻ったのだ。

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