オトナの恋愛塾~宿題編~ Vol.74

「初デートで、ソレはやめて・・・!」女が速攻でナシと判断した、男の行為とは

宿題1:初デートで、男性にやって欲しくなかった行為とは?


「裕貴の好きそうな子、呼んでおいたから」

彼女と別れて落ち込んでいた僕に対し、友人の計らいで開催された食事会。そこに来たのが、花だった。

店にやって来た花を見て、僕は一目で彼女に惚れた。可愛いし、とにかく明るくてパッと周りを照らしてくれるような子だったから。

「花ちゃん、今度二人でデートしてほしい」

帰り際、僕は男気を見せて、速攻でデートを申し込んだ。

「え、あ、私ですか・・・?はい、喜んで」

驚きながらも快諾してくれた花。こうして、出会ってから2週間後に『CINA New Modern Chinese 恵比寿本店』でデートできることになったのだ。


「前に恵比寿に住んでるって言ってたよね?お家、近かった?それにしても、花ちゃんがまさかOKしてくれるとは思わなかったから、嬉しいな〜」

今日も可愛い彼女に向かって、僕は素直に嬉しい気持ちを口にした。

—女性は、ストレートに感情を伝えた方が喜ぶ。

以前どこかで誰かから聞いた話だが、実際にそうだと思う。クドクドと回りくどい言い方をして口説くよりも、直球勝負の方が勝率は上がる。

「またまた、そんな。でも裕貴さんからそう言ってもらえるのは、すごく嬉しいです♡」

少し照れながらも嬉しそうにしてくれる花。なんだか良い雰囲気の中、デートが進んでいく。

「このお店、初めて来たんですが美味しい・・・!!雰囲気も良いし。素敵なお店選んで下さって、ありがとうございます。裕貴さんってセンスいいですね」

最後の“センスいいですね”の言葉を、頭の中で反芻しながら、僕は少し得意げにお店の説明をする。

「実はここ、『うしごろ』が作ったモダンチャイニーズの店なんだよ」
「へぇ〜!!そうなんですか?知らなかった。私、食べるの好きだから、食の好みが合かどうかってすごく大事で」
「分かる!食の好みって結構重要なポイントだよね」

二人でひとしきり盛り上がり、僕は考えた。

この初デート、彼女の嬉しそうな態度や言葉から推測すると、結構ポイントを稼げているのではないだろうか。

「この後、どうする?もう1軒行ける?」
「まだ帰りたくないし・・・行きましょう」

こうして、僕たちは会計を済ませて外に出た。恵比寿駅界隈の賑わいの中を通り過ぎながら、2軒目へと向かい、人混みから花をかばうようにして、僕はそっと彼女の肩を抱く。

「タクシー乗っちゃおうか。目黒の方になっちゃうけど、僕の家の近くに良いバーがあって」

そしてタクシーに乗って目黒へと移動したのだが、その車内でも僕たちの距離は結構近くて、手を握りたい衝動をぐっと堪えた。

「あ〜美味しかったし楽しかった!さっきご馳走になったので、次は私が払いますよ」
「そう?ありがとう」

僕たちはタクシーを降り、行きつけのバーへと流れ込んだ。

「俺、やっぱり花ちゃんのことすごくタイプで」
「本当ですか?嬉しい・・・」

バーで良い感じになったが、今日ここで手を出したらただの軽い男になってしまうし、最悪だ。

グッと気持ちを抑え、初デートは2軒目で解散した。そして僕は幸せな気分で眠りについた。

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