オトナの恋愛塾~宿題編~ Vol.69

「あれ、この子計算高い・・・?」デート中に男が気になった、モテ女ならではの行為とは

宿題2:この2回のデートで、北斗が萌に対して抱いた印象とは?


それからしばらくLINEのやり取りが続き、再び会うことになった。

—北斗:何か食べたい物ある?
—萌:前回お鮨だったから、お肉系かなぁ。鉄板焼きとか?
—北斗:いいね!了解。


2回目のデートは、北斗が予約してくれていた、「コンラッド東京」に入る『風花』へと向かった。


「わぁ〜ここからの眺め、すごく綺麗ですね!」

鉄板越しに見えるレインボーブリッジが綺麗で、私は思わず声を上げる。

「ここからの眺め、好きなんだよね。お肉も美味しいし」

ワインで乾杯しながら、私たちはまた他愛もない話で盛り上がる。

「萌ちゃんは、今日は仕事だったの?」
「そうです。北斗さんもですか?」

いつの間にか、呼び名が“さん”から“ちゃん”に変わっている。これは、少し距離が縮まったという証なのだろうか。

「そうそう。まだスタートアップだから、ほぼ毎日働いているよ」
「え?あ、そうなんですか?てっきり、もう悠々自適な生活かと・・・」
「ううん、まだまだスタート地点。だからこれから頑張らないといけないんだよね」

意外だった。雰囲気などからして、すっかり成功組かと思っていたからだ。

「そっかぁ。所作とか雰囲気から、もうイグジットとかした組かと思っていました。でも、それなら今が頑張り時ですね!」

とびっきりの笑顔を、私は北斗に向けてみる。今はお金がなくても、将来的には化ける可能性だってあるし、未来は無限大だ。

「そう、これからが勝負なんだよね。でも萌ちゃんって明るいから、一緒にいると元気になれるし、物事が上手くいきそうな気になるよね。よく言われない?いい女だって」
「え、そんなことないですよ〜」

謙遜しながらも、会話がこの流れになった時点で、北斗の心を掴めている気がした。

「萌ちゃんって可愛い上に気遣いもできるから、すごいよね」

—あれ?これは、良い感じかも・・・

しかしそんな淡い期待を抱いていたのにも関わらず、食事が終わると、北斗はアッサリと1軒目で、まさかの解散を求めてきたのだ。

「まだ飲みたい気持ちは山々なんだけど、仕事が残ってるから会社に戻らないといけなくて・・・ごめんね。また今度ね」

そうして、私がタクシーに乗るのを見届けてくれた北斗。

—え?え?私、何をどこで間違えた??

デートも楽しかったし、会話も弾んでいる。きちんとお礼も言っているし、酔いつぶれてもいない。


それなのに、どうして私はダメだったのだろうか・・・・


▶NEXT:8月25日 日曜更新予定
北斗が2回目のデートで帰った理由とは!?

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