懐かしくてほっとする理想的なホットケーキ!1日350食も売り上げる名品だ!


美しい焼き目に、ほどよい厚みの絶品ホットケーキを味わえるのが、老舗喫茶店『ルポーゼ すぎ』。

多い日には1日350食も出るという大人気ホットケーキの美味しさをお伝えしよう。

「プレーンホットケーキ」(600円)

試行錯誤の末に辿り着いた理想のホットケーキ

下高井戸で創業し、1975年に現在の八幡山駅に移転した老舗喫茶店『ルポーゼ すぎ』。オーナーの小林氏が「ホットケーキ」の提供を開始したのは、下高井戸時代のこと。

近くに喫茶店ができ、そこで提供されていたホットケーキに勝てる美味しいホットケーキを作ろうと開発をスタート。試行錯誤の末に辿り着いたのが、現在も提供されている「プレーンホットケーキ」だったのだ。

熱伝導の良い銅板で焼き上げるため生まれる美しい焼き目

開発とヒントとなったのは和菓子屋での経験

和菓子屋で働いていた経験をもつオーナー小林氏。どら焼きの皮にバターを付けて食べたことがあり、その美味しさからレシピのヒントを得たという。

薄力粉、卵、乳脂肪分4.4%以上の特濃牛乳、砂糖、そして生クリームを加えて作る生地は、しっとりと柔らかい。

生地を型へと流し込む

銅板と型を使って焼き上げる工程に注目

『ルポーゼ すぎ』で提供される「プレーンホットケーキ」の最大の特徴は、その焼き方にある。高温に熱した銅板にそのまま生地を流すのではなく、まず直径12㎝の型を置き、その中に生地を流し込んでいくのだ。

生クリームを入れた生地は、広がりやすいためホットケーキの厚みを出すために、型に入れて焼き上げるようにしたという。

プツプツと生地の表面に気泡が生まれてきたら裏返しの合図。型ごとクルッと鮮やかに返していく

銅板の温度や、ホットケーキを裏返すタイミング、その全てを小林氏は、長年培った勘を頼りに行っていることにも驚かされる。

型を外してから裏側も焼き上げていく

焼くときにタイマーをかけることもなく、生地の状態や銅板の熱に気を配り、焼き上げられるホットケーキの焼き目は、どれも均一な美しい黄金色をたたえている。

皿に盛りつける直前に、焼き上げる際に型からはみ出した生地をフライ返しでキレイに外し、完成

ザラメなどを使い手作りする自家製シロップとマーガリンで召し上がれ

“口福感”で満たされる至福の味わい

テーブルへと運ばれてくると、あたりに甘く香ばしい香りが漂い、食欲を刺激。パクッと口に頬張ると、優しい甘みとしっとりと柔らかな食感が口いっぱいに“口福感”をもたらしてくれる。

多い日には、1日350食も出るというのも納得の誰もが魅了されること間違いなしのホットケーキだ!

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