美女も必ず微笑むクオリティ!西麻布で肉づくしなら、看板のない肉割烹が最強だ!

俗に「高級」と評されるアッパーな日本料理店には、どんなイメージを抱いているだろうか?

ともすれば緊張感のある雰囲気の中で、野菜や魚介類を中心としたあっさりとした料理をいただく場所、と考えている人も多いことだろう。

もちろん、そうした王道を貫く名店ならではの凛とした空気感には学ぶものが多くあり、体験することは人生の経験値を高める上で大切。

また海外のゲストから見ても、コンサバティブな高級店独特のムードや、食後感が重くない日本の料理は魅力とされ、国内外で人気の店も数多い。

そんな流れもありつつ、これまた熱視線を注がれている「牛肉」を、メニューの核に据える日本料理店が少しずつ増えている。

美食家からも熱く支持されている高級和牛。

これを日本料理の文脈の中に巧みに落とし込むことで評判となり、店のポジションを確立する店が台頭してきているのだ。

麻布の隠れ家和食が、新割烹スタイルで肉好きの大人を唸らせる

その最右翼が、西麻布『常』。

日本料理の名店2軒で研鑽を積んだ店主によるコースは、伝統的なフォーマットを踏まえつつ随所に工夫をこらした肉料理を盛り込み、食後の満足度も大。

店があるのは、西麻布の路地裏で無機質な空気を放つ建物。

この外観と、店内の雰囲気とのギャップに驚くこと確実だ。

知っている人しかたどり着けない秘密めいたロケーションも、大人心を大いにくすぐる。

だから今、一番気になる日本料理と言えるのだ。


西麻布の交差点から、六本木通り沿いにわずかに渋谷方向へ。

細い路地の入り口付近、看板も何も出ていない、硬質な存在感を放つコンクリートむき出しのビルの2階に上ると、日本料理店とおぼしき密やかな扉が。ここが、『常』だ。

店内の壁は、すべて独特の質感が印象的な珪藻土。

湿度調整や消臭機能に優れた天然素材で、トップクラスの左官職人・久住有生氏が手がけた。


店の奥へ歩みを進めると、珪藻土の壁に囲まれた白木のカウンターには「アルフレックス」のゆったりとした座り心地のチェアが、わずかに6席。

『赤坂 菊乃井』と『かんだ』出身と、いわばサラブレッドの店主・常安孝明氏の仕事をかぶりつきで体感できる特等席。

なので、港区界隈の美食家たちの間では早くもプラチナシートになっている。

この記事へのコメント

Pencilコメントする
No Name
最右翼の使い方…
2019/05/11 05:222

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo