新橋でちょっと美味しいものを食べたいなという時に、まず最初にあがる店が、ここ『ビーフン東』だ。
新橋の駅ビルの中という好アクセスで、気軽な雰囲気、そしてもちろん間違いなく美味しい名店の魅力に動画で迫った!
創業以来変わらぬ味を守りぬく老舗の名物たち
昭和27年創業の老舗台湾料理店『ビーフン東』。新橋駅前ビルの2階という立地でありながらも、毎日多くの人で賑わう人気店である。
この店を語る上で、まず外せないのが店名にも冠される名物「ビーフン」だ。
定番の「五目ビーフン」を始め8種以上を揃え、それぞれ「汁」と「焼き」を選べるのも創業当時から変わらぬスタイルだ。
焼きの場合は、テーブルに備わる「ニンニク醤油」をかけて味わうのが『ビーフン東』流。
醤油、日本酒、砂糖などを合わせて作られる秘伝の味で、この味が好きでたっぷりかける人も多いというが、風味付けに少しかける程度がおすすめだという。
汁では「蟹玉ビーフン 汁」を注文。鶏ガラベースのスープはあっさりとしていながらもコクがあり、飲んだ後の胃にもするりと収まってくれるだろう。
お酒のつまみにするならば「焼き」、〆やランチならば「汁」など、シーンによって注文を変えていくのがいいだろう。
「ビーフン」をはじめ名物と言われる品の多い『ビーフン東』で、必ずオーダーしたいのが「バーツァン(中華風ちまき)」である。
米一粒一粒がたっぷりと旨みを含んでおり、頬張る度に美味しさが口の中いっぱいに広がっていく!
手間暇かけて作られているからこそ、生み出されるこの極上の味わいは、食べずして帰ったら後悔すること間違いなし。
1個250gとボリュームもあるので、1個を2人でシェアしてもいいだろう。
夜は多彩な料理と共にお酒をゆっくり楽しんで
ランチは「ビーフン」各種と「バーツァン(中華風ちまき)」のみの提供だが、ディナーでは、ランチメニューに加えて多彩な料理が楽しめるのも『ビーフン東』の魅力だ。
おすすめは柔らかな食感が堪らない「大きなふわふわ肉団子の煮込み」や、「ピータン豆腐 カリカリ揚げワンタンのせ」や「エンチェン(自家製 豚の腸詰め)」などが味わえる「前菜三種盛り合わせ」など。
先代は、台湾で日本料理店を営んでおり、日本に帰ってきた時に、台湾時代の常連だった海軍の人たちにも馴染みのある料理を提供する店を、という想いから誕生したのが『ビーフン東』。
今では、創業当時から通ってくれているお客さんの孫が来てくれることもあり、幅広い世代に愛される同店は、新橋を語る上で欠かせない名店だ。
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