東京の最先端のおもてなしがここに!高層階の立地を最大限に活かした天空のホテルがスゴい!
■随所に垣間見える和の要素が心地よい
外国のゲストが多いため、スタンダードでもスイートでも、所々に和のテイストが施されている。それもまた、これまで多くの旅人を迎えてきた日本の老舗ホテルグループならでは。
まず嬉しい心遣いが、全室にウェルカムメッセージと折り鶴が置かれていること。
スタッフが一羽ずつ手で折ったもので、和の文様を通し海外のゲストに日本の文化を感じていただきたいという想いが込められている。
食器は南部鉄器を使用。ホテルショップでも販売されているため、部屋で使用後に感動して購入していく人も多いという。
旅館のように全室に浴衣の用意があるのも好評だ。デザインにはカクテルラウンジ・バーのガラスアートとリンクさせた文様を採用。素材は綿100%で柔らかな肌触り。
さらに背中に縫い合わせがないため、より快適な着心地となっている。この浴衣を着てデイベッドに佇む姿も、最高にフォトジェニックだ。
■ディテールにホスピタリティの深さが表れている
さらに、このホテルはディテールが突出して優れている。例えば全室にタブレットを置き、部屋のすべての操作をタッチパネルで操ることができる。
空調やカーテンの開閉、照明のオンオフはもちろん、インルームダイニング、はたまたコンシェルジュへの要望までタブレットからオーダー可能。ベッドから出ずとも、部屋の至る箇所をコントロールできる。
さらに、このタブレットは海外ゲスト向けに8カ国語対応だ。言葉のストレスもなく、どこでも操作ができるため、どんなユーザーでも便利に使える。
加えて細やか過ぎて驚くのが、照明のTVモードはテレビに夜景が写りこまないライティングになること。同ホテルの眺望への熱意は計り知れない!
また、素晴らしい眺望だからこそ「客室で過ごす時間の快適さを極めたい」と、最高峰のリネン類も特筆すべき。
肌に触れるものすべてのきもちよさを追求し、ナイトウェアにはスレッドカウント300の綿を採用(スレッドカウントは1インチの正方形に入る糸の数を示す)。綿でありながらカシミアのような柔らかい風合いがあり、微かな光沢が着る者に優雅な気分を与えてくれる。
縫製は神戸にある服部テキスタイルに依頼し、寝返りをうっても服に引っ張られることのない、ゆったりとした着心地を実現。いつまでも着ていたくなってしまうほど快適なため、読書や食事の際にも着用するゲストも多い。
そしてシーツはスペインのバソル社製。スペイン王室御用達であり、同国の5つ星ホテルから揺るぎない信頼を得ているブランドだ。日本のホテルでバソルを使用しているのは『ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町』のみ。知る人ぞ知る肌触りである。
バソルは通常製品でもきもちがよいが、デザイナーズスイートで採用しているシーツは600カウントと規格外!ベッドに滑り込んだ際の肌に吸いつくような感触は、至福のひとときなのだ。